福岡マラソン2018で現在の力を探る。結果3時間25分
昨年の福岡マラソン以来のフルマラソン。
昨年は怪我明けであまり練習できていない中、
ネタづくりのために買いたての硬いルナサンダルで血だらけになりながら走った(笑)
今回の福岡マラソン参加スタンス目的は限界を知る。
▲コース途中の糸島の二見ヶ浦。今回はとてもきれいであった。
今回は福岡マラソンに照準を合わせた練習は全く行ってこなかったんでよね。
ただ、黙々と短い距離を毎日走ってきたという積み重ねのみだけ。
当然タイムを狙うならスピード練習を重ねなければ話にならないっ。
だから今回は自分の現時点の限界を知るレースとしてみたんです。
「42.195kmを無理なく同じペースで走りきれそうなペースを見つけ、そのペースで走り切る。」
という感じ。
この半年練習は毎日は走るがロング練習皆無。
- 今年の3月からコツコツ毎日走る。
- 3/18の20.3kmが一番長い距離
- ひと月150km〜255km程度
振り返ってみるとこんな感じでメリハリなく毎日黙々と走り続けただけ(笑)。
ウエイトベストラン3週間の生活効果はあるか?
さらに10月16日から旅行中以外を除き、ウエイトベスト10kgをつけて走り、生活の移動中もつけ続ける事を始めてみたんです。
詳しくはこちら。
レース全体
気温は朝11℃で12−13時にかけて20℃近くまで上がっていった。
スタート〜前半【左ふくらはぎにつりそうな信号が走る】
▲写真は3時間30分のペースランナー
スタートの8時20分まで30分強半袖短パンで待たなくてはならず、当然身体は冷え冷えの状態。
自分の位置はBゾーン。おそらく3時間を切るくらいの人たちの中に位置している(汗)。
スタートして回りのペースの早い人達に惑わされず、うまく引っ張ってもらう感覚でスタート。
スタートしてすぐにもよおしてきたため2-3kmの間で一度トイレに寄る。(およそ30秒ロス)
約5分位で1km目をスタートし、その後4分50秒→4分40秒と身体があたたまるごとにペースが上がる。
ここで心地よいペースが4分40〜50秒位と見極めてこのペースを維持することしてみたんですっ。
感覚としてはもう少しペース上げても走れそう。このペースなら最後まで行けそう。という感じ。
順調に距離を重ねていったのですが15km付近位で左足のふくらはぎにピキッという違和感を感じたんですよね。
これはいわゆる脚をつる予兆のようなものなんです。
「うわーやばい。これ、絶対最後まで脚保たないじゃん!!!」となったんですっ!!
これはミネラル不足(主に塩分)状態。
救世主現る。
この頃のエイドから“塩タブレット”が置かれるようになったんです。
これ以降毎回エイドで”塩タブレット”を2-3個手に取り、食べることを繰り返した。
その結果、つる予兆が消えていったぁ!!
ミネラル不足はエイドのおかげで乗り越えた。
3時間30分ペースランナーを前半で見つけたがそれよりも速いペースで行けそうだったのでついて行かず自分のペースで走ることにした。
中盤【左股関節、右腿裏、右大腿四頭筋に痛み】
▲九大前での黄色い声援。
黙々とペースを守り、脚を進める時間帯。
少しずつ、脚に違和感が出始める頃。
最初に痛みが出たのが左股関節。
股関節はこの3年必ず痛みが出る箇所。
今回もそれが出てきてしまったが仕方がない。
次に出てきたのは右腿裏の筋肉。ここもストレッチをよく行っている場所だが固くなりやすい箇所。
少しずつ痛みが増していくのが分かるそんな状態。最後まで保ってと祈るばかり。
そして、もう一箇所は右大腿四頭筋。
右膝の上あたりの大腿四頭筋の腱に痛みがたまりだす。
これも痛みが溜まっていくばかり。
大腿四頭筋を伸ばすために脚を最大限振り上げてかかとを膝裏につけるように走ることを繰り返してごまかす。
これらの痛みは筋肉の疲れの象徴で少しずつ身体へ影響を与え始める。
九大前では多くの応援があり、俄然走りに力が入った。
終盤〜ゴール【後半は笑顔を作り、辛くないよと脳を騙そうと走る】
▲35kmあたりの二見ヶ浦。きれいであった。
30kmを超えたあたりから少しずつ脚が上がらなくなるのを感じ始める。
う〜ん、来てしまったか、、、35kmからペース上げようと企んでいたのになぁ。。。。
ここからはいかに淡々とペースを保てるかに集中。
北崎から糸島市に抜ける上り坂道でだいぶペースが落ちた。
ついに5分台/kmとなってしまった。
その後二見ヶ浦にかけて下り坂と平地だったのでペースを取り戻すが
いよいよ身体が動かなくなってきて、顔が引きつるようになってきた。
あ〜〜いつものパターンだ。
ここで今回は
「今は辛くない、むしろ楽で楽しい」と脳を騙してやろうという
理性がは働き、頑張って表情を笑顔にして走った。(実際の顔は笑っていたかは定かではないが、、、)
こうすることで少しでも脳が
「身体は変わってないよ!行ける!行ける!」
と思ってくれれば、ゴールまで持つだろうと笑顔に全神経を集中。
ただ、残りの5kmは5分を超えるペースとなってしまったが
最後までチカラを入れて走り切ることが出来た。
結果3時間25分45秒は大満足。
なんとか最後まで気力は持ち、3時間25分45秒でゴールすることが出来た。
正直、3時間35分位で走れれば御の字と思っていたが、3時間25分と言うタイムが出せたことには自分としてとても驚いている。
この練習でここまで走れるということはしっかりとスピード練習をこなせばサブ3も夢ではないのではと思えるものとなった。
とてもありがたい結果である。
サハラ砂漠に向けて引き続き脚力を作り、万全で望みたいと思う。
▼以下は1kmごとのラップタイム