サハラ砂漠合宿。重量を知る。寝袋の最適温度を知るなど。
2019年のサハラ砂漠マラソンに向けての合同合宿が開催された。
今回は試せることを試していく合宿となったので紹介しまーす。
ウエイトベスト10kgとザック水1-2kg
目的は人それぞれだが、僕の目的は
- サハラ砂漠当日の重さ12kg前後を着用してロングを走るとどうなるか?
- 夜砂浜の上で寝る。気温10−12℃の環境下で快適に寝られるか?
としてみましたぁ。
今回はウエイトベスト10kg+ザック水分0.5〜2リットルでウエイトを装着して10kg〜12kg。
コースは由比ヶ浜から三崎手前のソレイユの丘
▲今回のコース鎌倉長谷にある友人の宿泊施設を拠点として朝9時に集合し、10時にスタート。
やはりをウエイトベストは重いと思いながらのスタート(汗)。
由比ガ浜から逗子、葉山を超えて横須賀市に入り、秋谷、佐島、武山駐屯地を超えて
ソレイユの丘まで走って移動した。(当たり前か!!!)
行きは淡々と6分20秒/km前後で一定のペースで走り続けることが出来た。
22.76km 2時間38分42秒
これ以上のペースでは走ることが出来ないペースであった。
ソレイユの丘でウエイトベストを外して30分程度休憩。
食料を何も持ってこなかったのでソレイユの丘で売っていたオリジナルアイスを食べる。
前半は快調。後半30km以降は足腰にくる。
再び、ウエイトベストを装着した段階で改めて重いことを痛感する(笑)。
無理のないペースでを心がけて6分30-40秒/kmで走る。
復路7km地点のセブンに寄り、
- 塩むすび一つ
- ウィダーinゼリー(普段は絶対買わないのに、、、)
- 強炭酸水
を購入し、塩むすびを食べながらしばし休憩。
強炭酸水で身体がだいぶすっきりした。
その後も5kmごとの休憩を目標に淡々と黙々と走り続ける。
12km地点までも6分30-40秒/kmで走り、休憩。
その後も淡々と黙々と走り続けるが少しずつタイムが落ち、7分強/kmまで落ちた。
最後まで淡々と黙々と歩みを進めゴール。
後半の状況をまとめるとこんな感じ
- たった少しの上り坂でも脚が前に進みにくい。
- ふくらはぎ下、大腿四頭筋外側と膝周り、腿裏の筋がピキッピキッと言う
- 背筋にチカラが入りにくくなる。
など、普段のランではなかなか感じない、感じるとしたら100マイルトレイルの後半である症状である。
ゴール到着し、宿に戻ると
仲間から「おつかれ〜〜!」の声をもらい、
どっと疲れが出た。
ウエイトベストを外すと身体が浮いていくような感覚ですよ。
そして、外して気づいたことが肩から背筋、腰にかけての筋肉がパンパンになっていること。
腰(特に右腰)に肩から腰まで疲労が集中し、嫌な痛みとなっていた。
これはこのまま放置しこの練習を続けると確実に怪我するパターン。
ということでシャワー後に念入りなストレッチをしましたよ〜。
いや〜ほんと疲れたぁ〜。
夜はみんなでアスリート料理
宿の女将さんがアスリート料理を振る舞ってくれた。
▲牛肉・ラム肉
いやー走り終わったあとは完全に鋭気もなくなっていたのですが
女将のアスリートフードで完全に元気になりました。
夜は由比ヶ浜で寝袋で就寝
海が近いということで由比ヶ浜の海岸で寝ることにした。
夜22時の気温は12℃位とサハラ砂漠と同等の気温らしい。
かなりの疲労であったのですんなり寝られるだろう。
案の定、寝袋に入り、数分もせずに寝てしまった。
12時に位に砂浜で寝ない仲間にガヤガヤ声をかけられ起こされたが
あとは基本朝まで目が覚めず。
超熟睡できた。
寝袋で寝ると熟睡できることを思い出してしまった。
二日目は鎌倉トレイルをゆっくりラン。
2日目は荷物を一切持たずに参加。水と食料は背負っている仲間からいただく。
★ラン後にお土産
今後の課題
10kg以上を付加しながら長い距離を走り続けることがいかにきついかを身をもって理解することが出来た。
夜の寝袋での睡眠は快適であったが若干寒かった。寝袋を厚くするか?着用ダウンを携帯するかなどの検討が必要。
サンダルでサハラ砂漠を走った経験者 がいたため、サンダルの選択肢をしっかり持つことにした。
靴に頼るのではなく、自分の体に頼る。
- 10kgベスト装着生活の継続
- 身体のケアにより時間をかける(ストレッチと整体師のマッサージ)
- 自宅のベランダで一週間寝袋で寝る。
- ランサンダル(man3dals)の購入と制作
- ケトン体体質で望むことを検討。(その期間は禁日本酒だな、、、)
- ザックを早急に決めて、装備の軽量化を進める。