多くの人が嫌うこと・避けることをやれ!【思考の整理】

カンパイSAKELOVERSの運営・お燗酒文化普及人・九星気学鑑定士の石坂晏敬(やすのり)です。

昨日、三軒茶屋のキッチンたかさきさんでいただいた”吉村秀雄商店の常温20年熟成古酒”のお産酒がたまらなくウマすぎた。けどこの酒蔵さんはもう廃業してしまっているらしく、ショック。とてももったいない。 しかし、20年かけて熟成させるってスゴいですよね。。。

ということで、今日は「多くの人が嫌うもの・避けるものをやれ!」について、まとめていきたいと思います。

ポッドキャストでの音声配信はこちら

情報筒抜け社会

今の時代、通信速度が上がり、情報があふれかえる世界。情報が簡単に手に入る。みんなが何をやっているかが簡単にわかってしまう。

だから、みんなと違うことをやっているとひときわ目立ってしまう。そんな世の中へと変貌している。日本はその他大勢と違うことをやったり、違う意見を主張すると目立ち叩かれたりする。 

今のコロナ禍において、その傾向が露骨に出る。自粛警察なる人たちもでてきている位。みんな自粛してるんだから、お前もしろ的な圧力をかける人たちですね。

そんな環境なので、人と違うことをやりづらい世の中となっている。

また、ノウハウ系の情報が溢れかえっている。だから、自分から考えを生み出さずとも、手間をかけずに、効率的に生きていける。

これらの要素から無難に生きていくという選択肢を取る人が多いんだろうと思う。

まあ、あえて、人と違うことや手間がかかることをしなくても、生活できるし、生きていける、そんな世の中なんですよね。

みんながやることをマネしてやっていれば生きていける。そんな感覚だろう。

なぜ、多くの人が嫌うものを敢えてするのか?

じゃあ、こんな情報筒抜け社会の時になぜ、多くの人が嫌うこと、避けることをやるのか?

それは、自分が打ち込める事で、手間がかかること、周りの人がやりたくないものに時間をかけることが出来たら、確実にオンリーワンになれるという仮説を立てることが出来たのです。

僕の場合でいうと

熟成酒
お燗酒
ポッドキャスト

が挙げられます。一つずつ見ていくと

熟成酒

日本酒はただでさえ、工数がかかり、作り方が複雑。毎日毎日繊細な作業が必要になる。そこに更に時間をかけて、丁寧に保管して、味を乗せていくというのが、熟成酒。
日本酒の作り方によっても熟成の仕方が変わるし、保管のやり方によっても熟成の乗り方が変わる。
熟成を極めようとすると、いちいち時間がかかる。 手間と時間がかかるが、美味しくなるかがわからないという、ある意味リスクの高いのが熟成酒である。 だから、完全に極めた人はまだ居ないだろう。
追求する価値がとても高いと強く感じている。

お燗酒

先日もまとめたんだけど、お燗酒は手間かかります。

日本酒を冷やして保管したものをグラスに注いで、出すのは飲食店にとっては手間は少ない。だから、冷酒で美味しい人気の日本酒の入手ルートを手に入れて、それを冷酒で出すことへチカラを入れるお店が多い。

そんな中、日本酒を温めるお燗という調理を加えることで、お酒の味わいの幅を広げる。色々なお食事と合わせていくことが可能となる。

ただ、時間と手間がかかり、お店としてはお燗のために1人人を確保しなければならない。手間と費用もかかるため、取り扱うお店は少ない。

ポッドキャスト

僕はこの思考の整理のブログをまず音声でアウトプットして、その後ブログにまとめている。

ポッドキャストは昔からあるけどそんなに普及していない。ただ、今年になり、急速にYouTubeが広がり、国民全てが動画配信者になれる時代となった。一気に動画を発信する人が増えている。

僕も動画を見るが、動画を選ぶことにまず時間がかかり、かつ選んで決めてみる必要がある。そして、小さい画面で動画を見続けるのは結構疲れる。 しかも最近の動画はスピーディで情報を詰め込んでいるものが多いので、一つ見るとどっと疲れが出る。

これはあくまで僕の主観です。 

ただ、動画配信者は今後もどんどん増えてくるので、溢れる情報の中で自分の情報を見てもらうというのは相当大変なことになってくるんだろう。

そんな中、ポッドキャストに利点が出てくるのではないかと思い始めている。理由は3点。

  1.  〜しながら聴ける。
  2.  参入者が現時点で少ない
  3.  流して聴ける

動画は動画にかかりきりにならなければならないが、音声なら、何かをしながら聴ける。僕は毎日、吉方どりの散歩を1時間ほどしているが、その際にポッドキャストを聞きながら行っている。

この需要はYouTubeのおかげで増えるのではないかと仮説を立てている。

このように人が嫌う・避けることに目を向けること自体に価値があると思う。その目を向けたものの中で本当に自分として価値が見いだせそうならば、時間と手間と工数をかけてやる価値を見いだせるのではないか。

自分なりに価値を感じ、まだ大勢の人が目を向けていないこと。ここに目を向ける。

みんながいいと言っていることに目を向けて始めてもそれはすでに遅い。みんないいということにあとから入っていっても、戦いが厳しくなる。いわゆるレッドオーシャンです。

この先どうなるかはわからないけど、価値があると自分が思えるならば、やってみて実験していくことが一番人生を効率的に使っていると言えるのではと思う。例え、その価値があると思ったことに価値が無かったとしても。 それは失敗ではなく、経験となる。

まとめ

僕には、まだこれらの実績はないけど、この考え方を元に、実験を繰り返して、いつか誰も見ていない世界を手に入れたいと強く思う。

これを書きながら、やりたいことの絵が見え始めてきた。