本質を知ることの大切さ【思考の整理】
カンパイSAKELOVERSの運営・お燗酒文化普及人・九星気学鑑定士の石坂晏敬(やすのり)です。
僕は人生とりあえずやるをモットーにやってきているので見切り発車が多いのですが、
今回は「本質を知ることの大切さ」についてまとめていきたいと思います。
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本質を知ることとは? 実例:医者とのやりとりから
僕は3-4歳位からずっとアトピー性皮膚炎です。
小さい頃から病院に行き、ステロイドの塗り薬を処方され、塗り続けて生きてきました。
2年前の2月から本質的に治したいとステロイド剤を塗るのをやめて、食生活を整えて治すことを決めて、過ごしてきました。
ステロイドをやめた時は、リバウンド現象で、かなり肌が荒れましたが半年くらいで落ち着き、生活に大きな支障が出ずに過ごせるようになりはしたのですが、
背中、顔周り、頭皮などは肌が傷ついた状態が続いていた。
2020年の2月にアトピーの治し方という本を手に取り、「標準治療」を改めて行ってみようと言う思いに至った。
この本はステロイド悪で多くの根拠もないアトピー性皮膚炎の治療法が出回り、多額の負担を患者が背負っている。でも完治していない。 その理由を明確に説明した上で、「標準治療」を進めている本です。
皮膚の基本的構造と皮膚の回復のメカニズムが記載されていて、一番良い治療法は「標準治療」であると唱えています。
「標準治療」とはステロイド剤の適量を使用して、皮膚を守り、皮膚の回復を待つということが端的に書かれています。
この本を読んだことをきっかけに「標準治療」を理解した上で、病院を探した。
過去にアトピー性皮膚炎を結婚式前に完治させたという記事を読んだことがあることを思い出してその記事を探した。
その記事がこちら。https://www.facebook.com/tomo4646/posts/1878491492231637
これで狛江市の細谷皮フ科へ電話。2月末にしたが、初診の予約が取れたのは4月の中旬。
4月の中旬に細谷皮フ科へ行き、細谷先生とスタッフさんから今までに受けたことの無い説明を受けたんです。 それを書き出すと、
- 肌を絶対にかかないようにしてください。→それが出来れば苦労しないよ、、、
- 薬は刷り込まないで、肌に乗せるだけでいいです。塗り込むと皮膚が傷つきます。
- 皮膚の表面には角質がある。かゆみで肌をかくと角質が傷つき、内側の細胞がむき出しとなる。
- かゆみの原因は角質の下にある肌細胞の免疫反応。角質が壊れ、汚れなどが肌細胞に触れると免疫反応が起こり、かゆみとなる。
- ステロイド剤はこの免疫反応を抑制するもの。
- この免疫反応が出てきてから(かゆみが出てかいてしまってから)ステロイドを塗ると、一瞬は収まるが、ステロイドの効果がなくなるとリバウンドで痒みが出る。
- なぜ、薬を塗るのか?肌をかゆくしないため、角質を傷つけないため。
- さらにいうと、肌を傷つけずに6週間過ごすことで、角質が完全に入れ替わる。この期間角質を傷つけない努力をする。
- そうすれば、防御力のある角質が出来上がり、かゆみが出にくくなる。
たくさん書いてしまったが、
角質を傷つけない期間6週間をしっかり過ごす(肌をかかない)。
↓
痒くなる前にステロイド剤、保湿剤をたっぷり塗る。
↓
どうしても痒くなってしまった場合は、氷水などをつけてかゆみを抑えた上で、保湿剤を塗る。
とにかくこれを繰り返し、肌を傷つけない環境を薬のチカラを借りて築く。
以上
こんな説明を今まで受けたことがなかった。基本はかゆいとこに薬を塗れば収まるから。
程度の話ばかりで、
ここまで、肌の仕組みから、回復のさせ方、薬を使う意味・目的、ゴール設定を明確にしてくれたのは初めてであった。
これにより、自ら治療するという明確な意志を持つことが可能となったわけです。
今週治療から2週間が経ち、再度診察を受けたが、かなり良くなっているといっていただき、あと、1ヶ月この治療が全力で続ける意志を得ることとなった。
ということで長くなりましたが、今日のテーマである「本質を知ることの大切さ」をこのアトピー性皮膚炎のやりとりを経て、理解するに至りました。
ただ、この本質にすぐに気づければ、それに越したことはないのですが、それはなかなか難しいよなと思うわけです。 次に本質への至り方をまとめてみました。
本質への至り方 〜すぐに本質には至れない〜
実際に情報は世の中に溢れているので、今回の情報にももっと早くきづくことば出来たかも知れない。でも情報を得ても自分で噛み砕けないと本質に至れないと気づきました。
僕の例でいうとステロイド悪という意識を持っている限り、この細谷先生の話しを聞いたとしても受け止められなかったということです。
ステロイドを2年間一切使わずにすごした経験+アトピーの治し方という本に出会ったこと。
この2つを経験したことで細谷先生の話しをすんなりと自分のモノに出来たと理解しています。
調べるだけでは本質へは至れない。
闇雲に動くだけでも本質へは至れない。もしくはたどり着くのに時間がかかる。
すなわち、調べてそれを検証するために行動して、また調べて、行動する。を繰り返す。
これによって本質に到れる。本質に気づけると言える。
まとめ
これは僕の経験値から感じたこと。であるので色々な捉え方はあると思いますが、この仮説はあっているんだろうなと思う。その上で今後もこの「本質」というのを今まで以上に意識して
目を向けていく努力をすることに意味がある。限られた時間の中で自分を最大化するには欠かせない思考だと思う。