ぼくだったらどうする?を常に問う【思考ノート】

日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。

さて、今日は「ぼくだったらどうする?を常に問う」についてです。

今朝は僕が大好きな岡本太郎の言葉シリーズの本を本棚から手に取り、感化されたのでまとめておこうと思います。

この内容はポッドキャストで音声配信しています。

一流と三流

一流と三流。タイトルを読んだら、三流の心構えではなく、一流の心構えを持ってのぞめ!みたいなことが書いてあるのかなと思ったんですが、そうではないんですね。

「よく、一流好みの人がいるが、それはつまりただの世間の、他人の評価を鵜呑みにしてありがたがってることだろう。誰がなんといおうと、三流だろうが、五流だろうが、自分のいいと思うものはいい、という態度を貫かなければ、ほんものなんかわかりゃしないよ。」

確かに一流好みってなんだよですよね。自分が一流なら話は別だけど一流を好むって、自分は一流ではないと言っているようにも感じます。

ほんとに一流の人はごく僅かで、それ以外の人のほうが大勢なわけですよね。大勢の人たちは一流の人の意見に乗っかってさも自分の意見のように言ってしまったり。ツイッターでのツイートなどはそのような人が多いですよね。しかも匿名で、さも自分の意見のように振りかざしている人多いですよね。

さらに太郎さんは「一流だから知りたい、好きになりたいなんていう、さもしい根性をもたずに、自分のほんとうに感動する人間を探し、つかまえるんだね。その発見をポイントに世の中全体にその価値を認めさせるように、きみ自身、力を尽くせばいい。そうすると、世界がかわってくるよ。」

太郎さんはそんなことしてる場合ではないよ。自分が良いと思うものに素直になって、そこを追求していかないと”ほんもの”を知ることは出来ないと言ってくれています。

ほんとにいかに自分に素直になれるかですよね。周りの評価ではなく、自分がほんとに良いと思えるか?自信を持てるか?ここはしっかりと見つめ直していかないといけないですよね。最近の自分を振り返ると、自信がないからまわりに意見を求めて、評価得られなかったら止めてしまうみたいなマインドが強くなってきていた気がする。

人がやっていないことをやる時は、意見を聞いたところで、大した意見はもらえないので、意見を求めること自体にそんなに意味はないと認識した上で、意見を求めなけれはいけない。

認識したら、僕の考えどう思う?という漠然とした質問はあり得ないですよね。質問するということは、その人が持っている知識、知恵を借りるという行為なので、その人の知恵をプラスしてもらえるような質問をするように心がけないと意味がないなと認識しました。

ぼくならどうする?と問い続ける

もう一つ気に入った太郎さんのフレーズがあります。
「ぼくはこうしなさいとか、こうすべきだなんて言うつもりはない。”ぼくだったらこうする”というだけだ。それに共感する人、反感する人、それはご自由だ。」

常に自分の意見を持つこと。「ぼくだったらこうする」これめちゃくちゃ重要だなと思います。言葉で聞いてしまったら当たり前じゃんという話になると思うのですが、自分ならどうする?という問いを常に持つ。この意識を持つ持たないで思考の働き方が大きく変わってくると理解しました。

この意識を持っていたら、一日中「ぼくだったらこうするな」ということを考え続けることになるので、考えるくせがとてもつくだろう。

勝手ながら、意見を求められなくても、ぼくならどうする?と考えて、自分なりの解を出すくせをつけていきたいと思う。

自分の日本酒に関する事業はもちろん自分の意見から始まらなければ話になりませんが、周りの人が行っていることに関しても、「ぼくならどうする?」と常に脳みそに問いかけていって、自分なりの答えを持つことを行っていこう。

軸を持てということですね。来週はちーむBだっしゅの会合があるので、この問いを常に持ちながら臨みたいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。