旅のように生きる【思考ノート】

日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。

今日は「旅のように生きる」についてです。

さて、今朝は「旅のように生きる」。僕が好きな考えで改めて大事だなと思ったことなので考えていきたいと思います。

この内容はポッドキャストで音声配信しています。

旅とは

旅。いいですね。旅に行きたいですね。
コロナ禍になってから、そう思う人が増えているのではないでしょうか。

旅。旅は色んな目的がありますよ。

新しい地に行って、その地を味わい尽くすために名所に行きまくる。
とか、
この美術館をとにかく細かくしっかり見たいので、何日もかけてその美術館付近に滞在する。
とか、
スキューバーダイビングを満喫する。出来る限り海に入る。
とか、
とにかく、読書をするために温泉宿にこもる。
とか、
リラックスするために誰にも邪魔されない環境にする。
などなど色んな目的が時間の限りのある中で目的を果たしていきます。

余談ですが、10年以上前にフィジーに行ったことがあるんですが、フィジーの中の小さな小島に出かけて一日を過ごすというプラン。

浅瀬の海がとてもきれいで魚もいて、僕はひたすら海の中にいるという過ごし方をしていたのですが、
小島に到着するなり、マットを敷いて、枕を出して、横になり、本を取り出し読み始める人がいたんです。「えっっっっっっっ???なんで????」

海を楽しみに来たんじゃないの?何でここで本読むの?

とその頃は思い、その人達の行為が全く理解できませんでした。でも、今思い返せば、そんな海しかない場所で、ずっと読むってスゴい贅沢だなと思いました。

こんな感じで、旅は限られた時間の中で、自分の目的を満たす努力をしますよね。

旅の最中の時間の効率化は半端ないのではないでしょうか?
極力無駄がないようにスケジュールを詰め込んでいく。

限られた時間の中、最大限楽しむ。これが旅の醍醐味ですよね。

自由は不自由

ここで自由は不自由という話を。
僕は自由とは制限のない、いつでもなんでも出来る状態を自由と考えていた。自由になれば、自分のやりたいことがなんでも出来て、自分のチカラが最大限発揮できると。。。。

でも、制限がない状態「何をやってもいい。いくらでも時間かけてもいい。」となると人はどうしていいかわからなくなる。

これは本当によくわかります。僕は自由になってやりたいことをやるんだと思い立って、サラリーマンを辞めたのですが、自由となり、時間制限がなくなると、何もしなくなってしまう事をこの身を持って体験しました。

だから、自由は不自由だと認識した上で、自分に制限をかけていくことが大事だと思っています。

制限をかけることで研ぎ澄まされる

旅は、そういう意味では時間的制限が明確にあり、その中で何をしようかと最大限楽しむためにどうすべきかと頭が働くようになる。

時間が限られているから、準備への時間もしっかりととって万全にする。

だから、人生を旅のように捉えたらいいんではないかなと思っています。

旅の最中に一日中、宿の部屋で寝続けるって身体を休ませる目的以外では絶対にやらないですよね。

でも、普段の生活だと、ダラダラとテレビを見たり、ただただぼんやりと過ごしてしまったりと十分に起こりえますよね。

これ、旅の中だったらあり得ないですよね。

人生の旅を計画するイメージですね。
僕は今、日本酒熟成酒で世界をとる旅に出始めました。そこに向けて、やれることは何なのかを日々考えて、やるべきことはどんどん行動に移していくようにしています。

気づいたらココまで来れた。じゃあ、次はあそこを目指そうかな。そのためには。そんな旅に出ている感じです。

160kmのトレイルマラソンの時はまさに長丁場で少しずつ少しずつ自分を騙しながら、距離を稼いで行く感じです。

サラリーマン時代に比べて、圧倒的にダラダラ過ごす時間が減っていると思います。

自由は不自由。だから、誰かに不自由にしてもらうのではなく、自分で制限を与えていけばいいんです。

僕の場合は、今の活動を日本酒と九星気学にフォーカスしてそれ以外やらない。そして、毎朝考えてアウトプットするという制限とほぼ毎日、お燗(熱燗)の最適温度の研究をするという制限を与えています。

キングコングの西野さんは25歳から絵本作家の世界に入ったので後からの参戦だったので、自分に黒のボールペンしか使えないという制限を与えて技術を磨いたと言う。

こんな感じで人生を旅のように捉えて、うまく自分に制限をかけていくことで、時間を効率良く使えるようになるんだと思います。

人生を旅と考えるとワクワクしてきませんかね。どう考えてもいい自由があるので、楽しく考えたらいいんだと思います。

まとめ

ということで今日は旅のように生きるについてお話ししました。楽しいことを計画してワクワクしていきましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。