お金ではなく、信用を稼ぐとは【思考ノート】

日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。

さて、今日は「お金ではなく、信用を稼ぐとは」についてです。

金曜日は半年ぶりにオフラインで九星気学講座を実施しました。やはり、気学を伝えることは面白いし、何よりも参加者さんの役に立てる入り口に立っているという感覚が気持ちいいんだろうなと感じ、またたくさん人前で話をしたいと思ってしまったので、九星気学講座の集客がんばります。

さて、今日は今の時代はお金ではなく、信用だ。信用を得なければ、この時代厳しいと言われ始めています。感覚的に理解はあるものの、じゃあ信用ってどう稼ぐの?という部分については掘り下げたことがなかったなと思ったので、今日は掘り下げてみたいと思います。

この内容はポッドキャストで音声配信しています。

信用ってなんだ?

信用の話はよくキングコングの西野亮廣さんが色んなところで何度も何度も語ってくれているので、「あーもう完全に信用の時代なんだな」という認識になっているのが、今です。

言葉では、お金ではなく、信用だなと認識はしつつも、改めて信用って何だと思うときがよくあるんです。

お金は絶対数なので、どれだけ持っているか?とわかりやすい。わかりやすいが故に、絶対額持っているやつが強いという世界観が作られすぎていますよね。

信用は形もないし、数値化もされていない。だから、一見わかりにくいもの。

信用を稼ごうと思っても見えないから、貯まっているのかもわかりにくいものですよね。

信用って何だという部分ですが、言語化していくと、

何かの経験や貢献を通して、

あなたのことを信用します。
あなたは信用できる。

という自分のことを信じてもらうということですよね。相手のことを信じられるか、自分のことを信じてもらえるか?このバランスが信用なんだろうな理解しました。

お金を稼ぐだけでは豊かな人生にはならない?

また、もうただ単にお金を稼ぐだけで、豊かな人生が送れるという時代は終わったと言う意味はどういうことなのか?を少し考えてみたい。

この高度成長時代にお金の流通量が増えて、お金を所有できる可能性が増えて、唯一腐らない交換が可能で、すべての価値をお金の量で決めるという世の中が形成されてきた。

しかし、インターネットが普及して、誰でも世の中のことが検索できて、物の品質は横並びになって、価格はすぐに調べられてしまうので、価格差もつけられない。だから、価格だけで価値を表現できなくなってきていると言えますよね。

あと、今まではお金を持っていれば、お金の量で、物事を頼むことが出来た。しかし、今はお金の流通量が増えて、お金を持っている人も増えた。だから、お金のチカラで物事を頼める人も増えたと言えます。

頼める人が増えると、お金の量だけでどちらがいいかと判断ができなくなってきているといえると思うんですね。あの人は何で稼いでいるかわからないし、どんな事にお金使ってるのかもよくわからない。それよりも稼いだお金の使いみちを明確にしてガンガン進んでいるこっちの人の方が信用できるし、興味あるなというような選択材料が増えているのが今なんだろうと推測します。

だから、ただ単にお金だけ持っていればいいかというと、そうではなくなってきているのが今の時代ではないかと理解をしました。

信用を稼ぐとは?

では、信用はどう稼ぐのか?キングコング西野さんは「タレント業はまず何を持っても『うそをつかない』。そして、自分の意思を明確に表明する』ことだと言っている。

うそをつかないは絶対ですよね。これは何かの意見を求められた時に空気を読んで自分の考えではなく、相手の意見やその話全体の意見に同調することもうそをつくことです。

美味しくないものは美味しくないという。嫌いなものは嫌いという。好きなものはとことん好きだという。そういう基本的なことを素直に表現することがまず大事ですよね。

そして、自分の意思を明確にする。今言ったことと同じですが、空気を読みすぎずに自分の意志を明確に伝えていく。ぶれない意思を伝え続けていけば、共感しない人は離れていくし、共感してくれる人は、ずっと応援してくれるようになる。

そういうことだと思うんですね。

あとは、死ぬ時のことを考えた時に、一生懸命お金を稼ぐために人生を捧げたのと、一生懸命周りの人を助け、喜んでもらえるように人生を捧げた人は、どちらが多くの人に見送ってもらえるか?と考えると信用を稼ぐことが見えてくるのではないでしょうか?

まとめ

GIVE & TAKEという本でも与え続けている人が強いということを言っています。周りの人にどれだけ与えられるか?価値がそのような視点に完全に移ってきてると言えるのではないでしょうか?しっかり正確出来るお金の流れを生み出しつつ、周りの人に役立つことを常に意識していく環境を少しずつでもいいので築いていこうと思いました。

九星気学的に今年と来年はダイナミックに世の中が切り替わるタイミングです。このあたりの価値観は加速するのではないかと思います。

ということで今日も最後までお読みいただきありがとうございました。