姓名鑑定からわかること【思考ノート】

日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。

さて、今日は「姓名からわかること」についてです。

昨日は姓名鑑定のフォローアップが開催された。今日は復習も含め、姓名からわかることについて考えてみたいと思います。

この内容はポッドキャストで音声配信しています。

姓名が語っているもの

現在、姓名は必ず持っています。持っていないと生活に支障をきたしますよね。でも、昔は姓がなかった時もありました。

姓は家族・親族を表していて、代々伝わってきているものです。その姓の流れを自分も受けて、その上で生きています。そもそも親がいなければ、自分はいなかったので、やはり親には感謝せねばですね。先日学ばせていただいた古神道の表先生もそう語っていました。

そして、名は親が自分に授けてくれたもの。大小はあるとは思いますが、親が自分に抱いた思いが込められています。

まず、ベースとしてこの家系の流れと親の思いからスタートしていることを理解しましょう。

その上で、姓名が表している意味を見ていくことになります。

字が持つ意味から

まずは字が持つ意味からです。

日本語は字そのものに意味があります。字自体に意味がある言葉は日本語とアラビア語?くらいしか残っていないようです。

アルファベットや韓国のハングル、中国語の漢字などは文字自体に意味がないです。音の出し方を判別するという位置づけとなり、文字自体に意味はないです。

日本語は文字自体の意味の由来があります。
例えば、景色の「景」という字は高い丘に建つその上に太陽があるという象形を表しています。

その上で日差し、眺め、景色などの意味になります。

なので例えば、この「景」を使用した名前景子さんなどは明るく、周りの人に明かりを与える人になってほしいなどの意味が込められたりします。

この字が持つ意味を理解することがまずはじめです。

陰陽でバランス

次は陰陽でその人のバランスを見ていきます。この陰陽で両足でしっかり立っている人なのか、片足だけで立っている人なのかなどを見ていきます。陰陽の見方は各字の画数が奇数の場合は陽、偶数の場合は陰という見方をして、姓名全体の陰陽がどういうバランスなのかを見ていきます。

陰陽が整っている人は、物事をまっすぐ理解でき、まっとうな考えを持つことができる。
整っていない場合は色々とあります。常にプラスに捉えてしまう脳天気な人、逆に全てをマイナスに捉えてしまう「どうせ私なんて」という要素を持つ人。
努力して積み上げてきても最後まで行かずに他のことへ意識が向いてしまう人。
自分の行動や考えが自分や周りの環境で縛られてしまう人。
人の人の関係を引き裂こうとする要素を持つ人などなど。と陰陽のバランスでその姓名が持つ大まかの要素を知ることが出来ます。

五行から見る特性

五行とは、木火土金水で表すもの。字一つ一つに五行の要素が紐付いています。
木火土金水にはそれぞれの意味があります。

木だと、明るく活動的とか、火だと活動家、激情的とか、土だとおっとり慎重とか、金だと実直、頑固とか、水だと、柔らかい、流動的とか

まあそれぞれに要素があるんですね。それらの組み合わせで、どのような心構えの持ち主なのかが理解できます。

さらに、対人との関係性も五行の並びなどから理解することが出来ます。上から可愛がれる人もいれば、下から慕われる人もいる。逆に部下に苦労するとか上司に苦労するなどの人もいます。

その人の性格に近い部分が読み取れる要素です。

画数からその人が向かう要素が見れる

画数は名前をつける時によく見られる要素なんですが、姓名鑑定全体からいくと20%程度を担う程度です。

この画数は今まで挙げてきた、字の意味、陰陽五行でもつ要素が生かされるか生かされないかみたいな要素を持っています。 画数によって、大成しやすい人もいれば、苦労をともなって大成する人、さらには苦労して疲弊するという人もいます。

姓名は勝手に回りに印象を与える

他にも要素があるのですが、このような要素から姓名というものは成り立っています。なので、この姓名は、自分の意志とは関係なく、姓名自体が勝手に影響を与えているということです。SNSで載せている名前などもその名前から相手は勝手に印象を持っているということになります。

あとは、名前に引っ貼られて、その名前の要素を持つようになっていく人もいれば、名前の要素に引っ張られずに自分の思いと思考で、姓名の要素関係なく突っ走れる人がいます。なので、姓名は100%ではありません。

今僕は、選名の依頼を受けて、クライアントさんの名前を選んでいる作業を行っています。クライアントさんが向かいたい人生をお聞きして、今までの人生を思い浮かべながら、これから切り替わる名前を選んでいます。選ぶというか浮かび上がる文字を待っている感じです。

しっかりと向き合って最適な名前を選びます。

ということで今日は姓名からわかることについて、一歩踏み込んで話をしてみました。もっともっと精進して、名前を見直すという文化を広げていきたいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。