当たり前を疑え【思考ノート】
日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。
今日のテーマは「当たり前を疑え」について考えてみました。
昨日、酒屋に行ったときに感じた違和感から、この当たり前を疑えを考えてみたいと思います。
この内容はポッドキャストで音声配信しています。
酒屋での出来事
昨日、初めての酒屋さんに行った。その際に僕がほしいと思っていた「小笹屋竹鶴」のお酒がラインナップ豊富に置いてあったんですね。めちゃくちゃ興奮しました。
店主さんと色々と話しをしていたら、同じ種類でも色んな製造年度があるようです。
熟成酒マニアの石坂としては「キラーン」と目が輝いたのはいうまでもありません。この興奮を察した店主さんが「たまにいるんですよ、時間経過を楽しむと言って、古いお酒を買っていくんですよね。」
「うん????おっっ???同じ銘柄なら古いお酒のほうが価値が高いんじゃないの?」と僕の頭の中で言葉を発した。僕は当然古い方をくださいと伝えました。
でも、店主さんの脳内は「新しいほど価値があり、古くなるほど価値が下がってく」みたいなイメージがありそうだ。
レジに持っていき、お姉さんが会計している時に値段がわからなくて、冷蔵庫に見に行って戻った時に、2年新しいお酒にわざわざ変えて持ってきてくれたんですね!!!
僕は「あっ、古い方が欲しいです。」と伝えて、古い方を買わせてもらいました。
この経験は僕にとってとても大きなものと感じた。
当たり前に気づいていない状態
今回の話で、当たり前を疑えというのは、酒屋さんに対してもそうだし、自分に対して思ったことである。
酒屋さんに対しては「日本酒は新しいものが価値が高いという当たり前を疑ったほうがいいですよ。ワインやウィスキーなどは熟成させるほど値段あがるじゃないですか?」
僕に対しては「日本酒は時間が経つほど価値が上がると誰もが思っているという当たり前を疑ったほうがいいよ」
ということだと思う。
当たり前を疑うには?
ではこれらに対しての当たり前を疑うくせを付けたい。なかなか難しいけど、当たり前を疑うクセをつけるには、
常に「なんで?」と思うクセをつけることが大事です。
それが当たり前。それが基本。それが普通。みたいな意識が湧いた時にすかさず、「なんで?」と思う。「なんで?」を増やす努力をする。
- なんで野菜から食べなきゃいけないの?
- なんで予防接種しなきゃいけないの?
- なんで学校に通わなければいけないの?
- なんでゲームしちゃいけないの?
- なんで満員電車乗らなきゃいけないの?
- なんで9−5時と決まった時間に働かなきゃいけないの?
- なんでマスクをつけなきゃいけないの?ほんと効果あるの?
などなど、日々の当たり前に疑問を投げかけてみる。理由がわからない時は、周りの人に意見を求め、自分が納得出来れば、それで良し。
もし、納得できなかったら、自分なりの方法を考えれば良い。
当たり前と疑問のギャップに自分を進化させる価値があるのではと感じている。
当たり前を疑うと違い世界が見えてくる
過去の僕の経験値でいうと、20代のころは遠くから満員電車に揺られて、会社に行くことが当たり前と思っていた。そこに疑問を持っていなかった。
今思えば、不思議で仕方がない話ではありますが。。。。
ある時、満員電車に乗りたくないと思い、乗らない方法はないかと考えたら、都内に引っ越して通っても夫婦(勤務地がかなり離れている)ともども通勤時間を短縮できる事にあっけなく気づいた。
その後、都内に引っ越しして、僕の人生は大きくシフトしていったんです。時間の使い方、会社以外への興味、色んな方との積極交流など。
先ほどの酒屋での話も、僕が思っていた当たり前が、業界の現場では真逆であった。これは大きなギャップでここにチャンスがたくさんあるんだろうなと改めて感じることが出来たわけです。
まとめ
日々の当たり前に疑いを持てをしていくことで、違う世界が見えてきますよ。というお話でした。
当たり前を疑って、人生を加速させましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。