音声配信の可能性【思考ノート】

日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。

さて、今日は「音声配信の可能性」についてです。

昨日はゆっくり過ごすことが出来た。その中の一つとしてキングコング西野さんが毎度、家に客人を読んで飲みながら語るという有料のYouTube配信にて行なっている「スナック西野」。

今回のゲストが僕もいつかは配信したいプラットフォームの「Voicy」を立ち上げた緒方憲太郎さん。音声の可能性について熱く語っていました。

自分なりに感じ取ったことをまとめてみたいと思います。

この内容はポッドキャストで音声配信しています。

時代の流れが劇的に変化中

インターネットが普及して、さらにスマホが普及して、時代の変化が一気に進んでますよね。ウインドウズ95が出て、インターネットが一般に広がって、iPhoneが2007年に販売されて、スマホが広がる。たったの25年ですね。

インターネット出た当時は通信速度が遅いために動画再生などは全然出来なかった。一枚の写真を出すだけで数分とかかかっていた。それが通信速度のインフラが整っていくごとに高画質な写真が送れるようになり、動画も。その動画も今はクオリティ高いものが誰でも撮影できて、気軽に配信できる。

これらの前までは、テレビとラジオと紙媒体からしか情報が得られなかったわけですよね。一部の限られた人からしか情報が発信されなかった時代から、国民総発信時代にこの20年で一気にシフトしたってことですね。この1−2年は誰もが動画配信となり、YouTube戦国時代に入っている。見る人が確実にふえているってことですよね。

今は情報がどこからでも取れることが出来、誰もが有益な情報を流すことが出来る。だから、情報自体にもはや価値がないと言われ始めていますよね。

今までは国民全員テレビを見ていたのに、今は若い世代はテレビを見ない。自分が必要だと思う見たいものを選んでみる事が当たり前。何が流れてくるかわからないテレビを見ない。ということですよね。 昔はテレビのチャンネルが数個あってその中からどれを見るかという極めて少ない選択肢であった。

今は、アマゾンプライムやネットフリックス、YouTubeは無限に見られる動画が存在します。その中から見たいものを選んで見るという時代。全てを見ようなんてことは不可能です。

超情報過多時代ですよね。ほんとに。

なぜ、動画ではなく、音声なのか

情報をとるためには、テキストを読むか、動画を見るか、音声を聴くかとなってきますよね。誰でもテキストを書いて発信できるようになり、テキストの情報は溢れている。

そして、今、動画による情報配信がとにかく広がっている。テレビ以外を見る人が増えていると同時に配信する人も増えている。この勢いはさらに続くんでしょうね。

動画という視覚と聴覚で訴えられる媒体が急速に発展してきている中、なぜ聴覚だけの「音声」に可能性があるのか?が今日のテーマです。

僕は以下の3点かなと思いました。

  1. ながら情報
  2. 配信に時間がかからない
  3. 音に安心感と人を感じる

一つずつ考えてみたいと思います。

1. ながら情報

「音声」情報は、音声を流しておけば、聴くことが出来る。だから、何かをしながらインプットすることが出来る事にメリットがある。今は腰を据えて、情報インプットだけをする時間が少ない。テキストはじっくり読まなければならない。動画は時間を確保して、見ないと情報は入ってこない。テキストはスキマ時間で読むことと出来るけど、動画はやはり腰を据える必要がある。

その点、音声は掃除しながら聴くことが出来る。移動中に聴くことが出来る。運動中に聴くことが出来るなど、ながら聴きが出来るというのがメリットであると思う。今後、さらに世の中の変化が加速して、情報インプットを加速させなければならない中、音声インプットは効率が良いという位置づけになるはず。

実際に僕はランニングしている時にオーディオブックやポッドキャストを聴く習慣がずっとあった。これはとても効率的なインプットであると今でも変わらなく思うんですね。

2. 配信に時間がかからない

僕は今、サケペアリングワールドというYouTubeチャンネルを運営していますが、撮影も大変ですが、それ以上に編集が大変です。とても時間がかかるんですよね。他のチャンネルのクオリティがどんどんあがっていくから、適当には出来ずに工夫をさらに加えていかなければならない。とにかく、動画は配信にかかる工数が多いということですよね。

その点、音声は音声を吹き込んで配信しておしまい。多少の編集があったとしても、たかが知れていますよね。Voicyは基本編集が出来ないそうなので、ほんとに一発生本番みたいな感じです。だから、10分番組と決めていたら、10分で録り終わるってことでよね。

ちなみに僕は音声を取ってから無駄な音などを排除する編集を行なっているので、インプット+40分程度かかります。

配信に時間がかからないということはすなわち、自分の活動(インプット)に多くの時間が割けるということです。このインプットなくして、情報配信(アウトプット)はありえないので、このインプットの時間を作り出すことが大事。そうなると音声配信はその時間を確保するという観点でとても優れているということになります。

3. 声に安心感と人を感じる

人と話すことで、人は安心するという要素が必ずあると思うんですね。それって声に安心感があるのではないかという話です。

テキストは人の温度感を伝えるのは難しい。言葉尻のみになるので、音の強弱や間などを使えない。

動画は、安心感は伝えられるとは思うけど、動画が造られすぎていると、安心感は感じにくのかなと思うんです。だから、ライブ配信などは安心感やぬくもりを感じるかもしれません。

音声は、この人の思いや感じていることをストレートに伝えられる。その日の体調や気持ちなども音と雰囲気として伝わっていく。そこに作られたものではない、ぬくもりみたいなものがあるのではないかなと感じました。

テレビタレントは認知はされるが人気が出ないのに対して、ラジオタレントは人気が出る。これは音声に安心感や人を感じている証拠の一つではないかなと思うんですね。

僕も実際に、自分の考えをこのように伝えていますが、テキストで伝えるより、圧倒的に音声で聞いてもらったほうが響いているなと感じています。

まとめ

ということで今日は音声配信・ラジオ配信の可能性はこれからだなということを考えてみました。どうでしょうかね?ラジオ配信したくなったんではないでしょうか?

始めたいけど始め方わからない人はお気軽に連絡ください。