アドレスホッパー。暮らし方のスタイル【思考ノート】
日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。
さて、今日は「アドレスホッパー。暮らし方のスタイル」についてです。
今日は暮らし方のスタイルについてフリーに考えてみたいと思います。
この内容はポッドキャストで音声配信しています。
最近は色々の暮らし方のスタイルが出てきましたよね。昔はがんばって働いて、家を購入して、自分の城を持つというのが、王道でしたが、今では家を持たない人も、敢えて持たないというスタンスです。暮らし方について考えてみたいと思います。
家を持つという暮らし方
僕は現在、都内の賃貸マンションに住んでいます。10年目位です。
僕は一時期、福岡県の糸島市に家を購入して、東京と糸島のデュアルライフをしようと考えていた時期がありました。ただ、現在は比較的多くの人と会える場所に拠点を置いて、あとは自由に行きたいところに身軽に行ければいいかなという考えで落ち着いています。
これもいつどう変わるかはわかりませんが。
家を一つ持ち、もしくは借りて、そこを起点として生きるというのが最も一般的な暮らし方と思います。
都内で海が好きな人は、セカンドハウスを湘南や千葉の外房の地域に持って、週末を過ごすという暮らし方をしてる人もいます。また、完全に海近くの家を購入して、そこを起点として、ウィークデーは都内に通勤するという人もいます。
これらは家を持って、そこを起点とする生活スタイルですよね。拠点がいくつかある人は、デュアルライフやマルチライフと呼ばれるスタイルになりますね。
アドレスホッパー特定の家を持たない暮らし方
これに対して、拠点を持たないスタイルの人も出てきていますね。住所不定というやつになるんですかね。
持ち家や賃貸住宅などの特定住居には住まずに、色々な土地に移り渡って住むスタイルがあるそうです。これらの方々を最近、アドレスホッパーと言われているようです。
アドレスホッパーは僕もどうやったら成り立つのかわからないので、少し調べてみました。
主な宿はホテル、ゲストハウス、サウナ、銭湯、あとはマンスリーマンションなどだそうです。それを移り渡って暮らし続けるってことですね。
そんな生活が可能なんですね。魅力は何なのかを考えてみました。挙げられるものとしては
魅力
自由に行きたいとこにいける。流動的に生きられる
毎日、泊まる場所を決めていないという事が不安にならないならば、いつでもどこにでも行けるので、その日、その日に出会った人ととことん向き合えたり、気に入った場所があったら、しばらくの間、その場に拠点を置いて、徹底的にその地を駆け回って知り尽くしていくなどはできそうですね。これはなかなか羨ましい。
モノを所有しなくなる。無駄がなくなる。
固定の拠点を持たないイコールモノを持てないということになります。だから、必然的に必要最低限の所有物にしなければなりません。衣服と身体をケアするものと仕事道具(パソコンとか)ぐらいにしなければなりませんね。
モノを持たないという生活を今までしたことがないので、わかりませんが、とても身軽になれるのではないかという予感があります。必要な時は借りたり、必要であれば、買えばいいだけなので、シンプルですよね。まあ、置き場がないので、一切余計なものを買わなくなるんでしょうね。
尖った生き方にとして見られる。
おそらく、千人に一人とか、万人に一人とかしかいないはずなので、この生き方をするだけで興味は持たれるんでしょうね。色々な人から興味を持たれるので、接点は増えると思うので、色々なチャンス、きっかけが増えることは間違いないですね。その時にその先の未来を語れたら最高ですね。
懸念点
拠点がないという不安とか落ち着かない
やはり、自分の拠点がないというのはなんか落ち着かないという心境に陥らないのか?と思うんです。数週間とか1ヶ月程度なら問題なく過ごせるとは思うんですけど、そのくらい経つとやっぱあの家は落ち着いたなぁ。
完全に自分一人になれる場所がほしいなぁとならないかな?と思ってしまいます。 どうなんでしょうね?やっている人に話を聞いてみたいです。
モノが持てない不安
モノを所有しなくなり、シンプルに過ごせる反面やはり、物がなさすぎて不安になり、不便にならないのか?という思いになります。これもやってみたら意外に行けるよということかもしれません。
氣が根付かない
九星気学的にいうとこの生活スタイルは氣が1点に根付かないので、宙に浮いた状態の生活になるという事が言えそうです。どこにも方位のチカラが働かない。ある意味、周りの人との関わりが難しくなるのではという懸念があります。
懸念点に関してはやってみなければわからないことばかりなので、なんとも言えませんね。
くるま暮らし
その他にくるま暮らしというライフスタイルもあるようです。これは固定の家を持たずに、車を改良して、寝泊まり、キッチンがついているものにして、ここで生活するというスタイルです。
今、キッチンカーを手がけようとしたこともあり、車のことを調べていたら、車で暮らせるじゃんと思いはじめました。そこでそんな生活している人いないかなと思って調べていたら、結構いそうです。くるま暮らしという本も出ていました。
まとめ
アドレスホッパーという生き方は「明日は明日の風が吹く」というその日暮らし。その日を全力で生きて、リセットしてまた今日を迎える。そんな生き方なんでしょうね。
ある意味とても潔い生き方だなと思いました。先々の不安を抱えながら、無理をせずに慎重に慎重に生きていく。ある意味当たり前ですが、そうすることで安心はあるものの、窮屈な世界に自分を閉じ込めているとも言えると思うんですね。
このようなアドレスホッパーが行くつく先はどうなのかはわかりませんが、一つの生き方として見習いたい点を感じることが出来ました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。