ほめるとしかると何もしないどれ?【思考ノート】

日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。

さて、今日は「ほめるとしかると何もしないどれ?」についてです。

今日は人の育て方について、ほめるのがいいの?しかるのがいいの?何もしないのがいいの?について考えてみたいと思います。

この内容はポッドキャストで音声配信しています。

子供を育てるときの基本姿勢は?

僕には5歳の息子がいます。生まれてから5年が過ぎていますが、すくすくと勝手に育っていってくれています。ありがたいことです。ひとり目の子供で、子育ての方針なども定めずに今に来ていますが、僕の基本姿勢をまとめておこうと思います。

  • 興味持ったことは最大限やらせてあげる
  • 砂糖、お菓子、ジュースは食べない飲まない。
  • 映像ではなく、本(字と音と静止画)を読んであげる時間を多くする。
  • 極力叱らずに、ほめる(どこまで出来ているかは別にして意識として)

などです。あまり大したことではないですが、このあたりを意識して、気をつけて息子にあたっています。

子供や後輩を育てる時に何がいい?褒める?しかる?自分の判断?

子供や後輩を育てる時にどう伝えたほうがいいのか?そのような機会が増えれば増えるほど、その場面にその場面によね。

僕の基本の特性としては感じたことは伝えたほうがいいというものがあるのですが、相手によって言い方を変えている感じでしょうか?

僕は基本は褒められたほうが、前へ加速できるのではという体感があるので、ほめることがまずはとても重要であると思っています。息子に対しては「すごいね」「うまいね」などはよく言うようにしています。最近は「それは父には出来ないなぁ。すごいな」などという機会が増えています。

しかられるのは嫌なことですが、自分で気づいていない失敗を指摘されるという観点では、叱られるというのはとても印象に残ります。その失敗は二度と繰り返さないことに繋がるのでしかるというのも重要ではないかなと思います。

息子と外を歩く時に、車道に出たら車にひかれるよということを伝えていくためには、実際に危ないということを目で理解させつつ、車道に出たら、「あぶない!歩道に入れ!」ということは厳しい声で伝えています。

やはり、身体に染み込まさなければならない命に関わるようなことはしかることは重要かなと思います。

自分の幼少期を振り返ると、ほめられるとやる気になり、しかられると何だよとふてくされて何もしなくなるという傾向が強かったと記憶しているので、基本はほめる、失敗に気づかせる、身体に染み込ませることはしかる。こんなスタンスがいいのではと思っています。

もう一つ、自分で判断させる。ようは何もしないということをどう考えるか?何もしないというのは伝える側として一番ラクな対応。その場で思ったこと、感じたことなどを一切伝えない。伝えなければ、何も感情は生まれないので、楽。言い方を変えると責任感なし、役割り放棄とも言えるんだろうな。だから、自分で考えろというのは100%自分で考えろと言うならば、もはや、親の元にいる必要もないし、先輩後輩ならば、同じ組織にいる必要はないなと思うんですね。

ほめる・しかるはフィードバック

ほめる・しかるとは子供や後輩に対して、行動に対するフィードバックをしてあげていること。だから、子供や後輩に対しては、伝えてあげることが重要であると捉えることが出来るようになる。

これに対して、何もしないというのはフィードバックをしないということになりますね。フィードバックしないと子供や後輩は気づけないので、インプットしてアウトプットしてのみを繰り返して、間違った方向に進みかねない。もしくは同じ場所をぐるぐる回ってしまうサイクルに陥ってしまう。

だから、フィードバックは大事ですね。

ほめ方のコツ

ほめ方のコツについては少し調べてみたのですが、結果をただほめるのではなく、その結果がを出すために行なった行動をより具体的にほめる。結果のみほめると結果のみがクローズアップされて、何が良くてその結果になったのかのフィードバックにならない。だから、そのために行動した中で、特にこの点がよかったなどと伝えていくのがいい。

そうすることで、その良かった点をさらに掘り下げてみよう、発展させてみようという次のステップにつながっていく。ほめ方もしっかりと意識して行なっていきたいですね。

結果だけほめられると、調子に乗ってしまいそうな気がします。

まとめ

ということで今日はほめる・しかる・何もしないについて考えてみました。どんな人でも人と関わる機会はあるので、この点の考えは意識しておいたほうがいいのではないかと思いました。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。