人は他人を傷つけることは出来ない【思考ノート】

日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。

さて、今日は「人は他人を傷つけることは出来ない」についてです。

今日は心理的な話です。僕が好きなさとうみつろうさんの「神さまとのおしゃべり」から目に止まった「人は他人を傷つけることは出来ない」について考えてみたいと思います。

この内容はポッドキャストで音声配信しています。

人に何かを言われて傷つく時のメカニズム

人から「バカだな」「ダサいな」とか「役立たず」「のろま」などなど言われたらむかつきますよね、腹立ちますよね。そうなんですよね。人は言葉で簡単に他人を傷つけることが出来るんですよね。言葉はほんとに怖いです。
悪意を持って言われたならまだしも、悪意なく言われたことで傷つくこともありますよね。

例えば、気になっていた女性から「ざかさんってなんか慎重ですよね。」って言われた時に、どう思いますか?

こんなふうに言われたら、凹むよねぇと取られる人もいれば、なんか褒められてるじゃんと思う人もいると思うんですよね。

僕はこの場合、なんか勇気がないやつ、行動力ないやつと言われているように感じてしまうんですね。
でも、人によってはしっかりと考えて考えて考え抜いてやってるんだよ。そこを気づいてくれてめちゃくちゃ嬉しい。と感じる人もいるでしょうね。

このように、同じことを言われても人によって受け止め方が異なるということです。

神さまとのおしゃべりの中ではこれがさらにわかりやすく書いてありました。

「この成金野郎!」と神さまから言われたみつろう。神さまはみつろうを傷つけようとして言ったけど、みつろうはいっさい、傷つかなかった。
みつろうは「ぜんぜん、傷つきませんね。だって成金じゃないから」と。

これが成金か成金と思っている人が言われたら、「なんだと」となるということですねよね。

「人間は絶対にほかの誰かを傷つけることなんてできない。」
「自分がそう思っているから、自分で傷つく」

これが人に何かを言われて傷つくメカニズムになるんですね。

自分で思っていることを他人が言語化してくれただけ

このことからいくと、傷つくか傷つかないかは全て自分の心と頭しだい。自分がのろまだなと思っている時に、「のろま」と言われたら、「そう確かに」と思うかもしれないし、「わかってるよ、そんな事口に出して言うなよ」なのかもしれない。

自分が表面的に、のろまと思っていなくて、潜在的にのろまと思っていた時は「なんだと、なんでそんなこと言うんだよ」と怒りが湧いてくるのかもしれません。

だから、人に何かを言われて、感情に触れた時は、自分が潜在的に思っていることなので、冷静になったほうがいいですね。むしろ指摘してくれてありがとうございます。と感謝の意を伝えるぐらいの心構えがいいのかもしれません。

感情に触れると冷静さをついつい失ってしまいますがこの点を覚えておいたほうがいいなと思えたんですね。

最近は、日本酒の飲食店の方々と飲みに行くと、僕は当然飲食店をやっていなくて、飲食店の展望みたいな話になりますが、その時に僕が意見できることは特にない。その後、「ざかさんは何するんですか?」みたいな話になって、フラフラしているやつみたいな流れになっていると感じることがある。

ここに対して、イライラしているのではないが、まさに自分でも思ってしまっていることだから、ズシッとくる。一つ一つ言ったことを形にして、実績を積み上げていくしか、この点は解除できないなぁと思った次第です。

これら全て、他人の言葉は自分が言いたいことを他人を使って言っただけ。

他人から言われて、自分は絶対に違うと思った時は、反対側の意見も自分が支持しているからと言うことになるようです。

自分は絶対に違うと思っていること、それは自分自身に言い聞かせている状態。こっちのほうが正しいと言い聞かせている状態。自分自身を説得しているということですね。

これってなんで説得が必要なんでしょうか?それは相手の意見が正しいと思っているから。だから、自分自身を説得しようとしている。

結局、対局にいる正しいと戦わなければならない。戦っているうちは感情が出てきてしまう。そんな感じでしょうか?

他人の言葉は自分が言わせたこと。他人の言葉に感情的になった時は、その反対側の意見が正しいと思っている。

だから、両方認めていくという俯瞰的な見方が大事なんでしょうね。

まとめ

ということで今日は人は他人を傷つけることはできない。自分自身できずついているだけ。」についてかんがえてみました。 日々生まれる感情は客観視して冷静に見る必要があるよね。