なぜ、サハラ砂漠マラソンに出たいと思うのか?【思考ノート】
日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。
今日は「 なぜ、サハラ砂漠マラソンに出たいと思うのか?」についてです。
さて、今朝は「なぜ、サハラ砂漠マラソンに出たいと思うのか?」について考えてみたいと思います。サハラ砂漠マラソンに昨年参加したのですが、その時に配られたガイドが今朝目に止まったので、サハラ砂漠かぁと思い、今日のテーマにしてみました。
この内容はポッドキャストで音声配信しています。
なぜ、エンデュランス系の過酷なレースにでたくなるんだろう?
僕はサラリーマン時代にトレイルランニングの大会協賛をするなどをきっかけにトレイルランニングの世界へ少しずつ入っていく。最初は20kmなどのレースから少しずつ出ていったのですが、そのうちにUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)という富士山の周りの山の中を1周160kmを46時間以内に走るというレース。このレースが2012年からスタートした。
このUTMFも仕事で関わっていたので、ぜひ出てみたいなという気持ちになって、トレイル大会に出まくってポイントを稼いだ。
2012年のUTMFはほんとに未知の世界で、めちゃくちゃきつかった。意識朦朧と寝ながら走っている時間も結構あったなぁ。とにかくゴールが見えてきた時は、感動した。あんなに疲労困憊になったのは初めてだった。
翌年もUTMFに参加して、さらに8月末に行われるフランスのシャモニー・モンブランで行われるUTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)にも参加して、全て完走した。
UTMBは海外ということと、慣れない食事などで苦労した。でも天候に恵まれて景色が抜群によく、なんとか身体をだましだまし進めてゴールにたどり着いた。最後のシャモニーの街をゴールテープまで走る道では涙が止まらなくなったことを今でも思い出す。ほんとに過酷なレースだった。
こんな形でエンデュランスレースに入っていったんですね。
そして、少し間をあけて、SUP(スタンドアップパドルサーフィン)にハマり、伊豆大島〜江ノ島まで69 kmを漕ぎ切るということも成し遂げた。
これは誰にも見られないままに、過酷なことをした過去最高のチャレンジだろう。今やれと言われても全くやれる気がしない。
そして、昨年はサハラ砂漠マラソン約250kmのレースに参戦。7日間外界からシャットアウトされた世界に入り、1週間分の食料と寝袋などをザックに詰めて、ひたすら砂漠を移動した。
あの経験も、人間の小ささを感じられるとても貴重な経験だった。たまにやるべきだなと今でも思う。汗
ざっと、僕のエンデュランスの経験値です。
このような過酷なレースになぜ、出たいのか?
おそらく、理由はモテたいから。。。。
こんな過酷なレースを乗り越えたら、スゴいって言ってもらえるだろうな。とか。
が瞬時に思いつく理由です。
きれいに考えていくと、一生を終える時に、俺はこんな事やってきた、あんな事やってきたとやってきたことを振り返られるものにしたい。だから、インパクトのあるチャレンジをして、記憶に刻み込んでいく。
おそらく、このあたりが理由である。
さらに言うとサハラ砂漠マラソンはエントリーフィーと旅費等で100万円近くかかるレース。しかも2週間近くの休みも取れないとならない。参加するだけで、結構なフィルターがかかる。ココに参加するというだけで面白い人に会えると言える。その出会いのためにというのも一つの理由です。
あとは今後、一生ネタとして使える。自分の自己紹介に使えると思えたことが大きいです。
今を生きるか?思い出に生きるか?
「Think clearly」という本の中に、今のこの瞬間に2つの人がいるという。
「体験している私」
「思い出している私」
この2つについての記述されていて、体験している私に価値がある。思い出している私は全ての過去に遡ることは当然に出来ず、より印象に残った出来事にしかアクセスできない。
だから、今を体験することを大切にしようというような話。
そして、記憶に残る思い出せるものというのは、限られている。本当に印象的だったこと。あとは全体を通して終わりが良かったことなど。
断片的なもの。
思い出に頼らなくていいというような話でした。ただ、僕は印象的な思い出を造っていくというのはありだと思っている。実際に僕がやってきたことは、記憶に刻み込まれているものが多い。
これは僕にとっては価値なのだから、それはそれでいい。
僕は今を大切にすることはもちろん。インパクトも大切にしていきたい。
今の経験は全てに意味がある
今行っていることは全て意味がある。何もやっていない時間も意味があると思えれば、全てが意味がある時間。だから、無駄な時間なんてない。
当然優先順位などつけて、やっていくことがいいだろうけど。過去を悔やむなどは一瞬で良くて、今を全力で過ごしていけばいい。「今を生きる」
そんな気持ちでこれからも生きていきたいですね。
まとめ
ということで今日は僕の過去の戦歴と、なぜ、このようなエンデュランスレースに参加するのかについて考えてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。