やらないことを決めて、自分に制限をかける【思考の整理】
日本酒熟成酒の普及人、カンパイSAKELOVERSの運営・お燗酒文化普及人の石坂晏敬(やすのり)です。
今日は「やらないことを決める」ことについて考えていきたいと思います。
やらないことを決める=自分に制限をかける
今回のテーマは先日のキングコング西野さんのVOICYにて、知ったこと。
「希少な人材になるためには、やらないことを決めて、自分に制限。これをすることで追い込まれ、自分のスキルが磨かれる。だから、やらないことを決めろ」
という話があったんですね。
例として西野さんは「絵本作家を始める時に、黒ボールペン1本のみ使うと決めた。オレンジ色を表現したい時、色が使えないので、黒ボールペンでオレンジの雰囲気を出すためにどうすべきかを徹底的に考えて、工夫に工夫を重ねて、黒ボールペンでオレンジの世界を創り出す。」
制限して、追い込んだことにより、知恵と行動をひねり出すことに繋がる。だから追い込めということですね。
石坂の場合、日本酒に関して
自分に当てはめた場合に日本酒で考えると、例えば
- 冷酒を語らない→お燗のみに研ぎ澄ます
- 熟成酒しか造らない、語らない。
- 自分の考えは声だけでしか伝えない→説得力を磨くため
やらないことを決めるだけで、実際にかなり研ぎ澄まされる。
日本酒全体に目を向けて、考えて、伝えることをやるよりもやらないことを明確にして行くことで、お燗や熟成酒に特化した見方が出来るようになる。
- お燗を最適に飲む方法
- お燗に向いているお酒
- お燗に向いているお酒の造り方
- 熟成酒の味の探求
- 熟成酒の入手方法
- 熟成酒の味の価値の表現方法
- 最高の熟成酒の造り方
などと考えを絞っていくことが出来る。
まとめ
ということで、今日は「やらないことを決める。自分に制限をかけて、やることを研ぎ澄ます」について考えてみました。
自分に制限をかけて、考えを研ぎ澄まし、希少な存在になりましょう。