抽象化の大切さ〜外側の視点を積極的に取り入れよう〜

カンパイSAKELOVERSの運営・お燗酒文化普及人・九星気学鑑定士の石坂晏敬(やすのり)です。

今日のテーマ「抽象化の大切さ〜外側の視点を積極的に取り入れよう〜」について、まとめていきたいと思います。昨夜、参加した日本酒のオンライン飲み会に参加した際に外側の視点が大事だなと改めて感じたのでこのようなテーマとしました。

内側だけでなく、外側の視点を持つこと

昨夜、参加させてもらった日本酒のオンライン飲み会。酒蔵と飲食店さんが主となってお話をして、それを聞いているというスタイル。楽しく、話しを聞かせていただきました。

日本酒業界について真面目に語るシーンも多くあり、熱くなり、こうすべきだ!などの話にも発展して、感情的な会話も一部ありました。

それらを聞いていて、
「へぇ、そういう世界観があるんだ」
とか
「狭い世界の話しをしているなぁ」
とか
「他の業界なら、こんな話でないよなぁ」
とか
「こうしたら、解決しそうだけどなぁ」

などを話しを聞きながら、色々と思うことが勝手に出てきた。
昨日は完全にミュートでビデオも閉じていたので、完全に聞くのみという立ち位置で参加。

そのため、完全に第三者目線で聞くことか出来た。だから、先程のような考えが勝手に浮かんできたんだと思う。 

この話を聞いていて、その業界の中の視点だけになると見えるものが見えなくなる。特に感情が含まれるとさらにそこに陥ってしまう。 感情を抜きにして俯瞰的に外側からの視点を持つ大切さを改めて感じた出来事となった。

この外側の視点をもつために僕がやっていることは日々、抽象化→転用をするくせをつけるようにしている。

抽象化→転用とは?

抽象化とは、本、人の話、何かを見たものなどで何か気づいた時にそのモノゴトを一歩引いた目線で俯瞰的に見るようにする。

そして、概略をつかみ、自分の事業に置き換えられないか?と見ていくことです。

昨夜の話で感じたのは、俯瞰的に見ることができれば、発想が広がるんじゃないかなという点です。

この話は事業に転用するのはもちろんですが、自分ごとにも転用できる。

世の中、色々な考えの人がいて、考えてガッツリ行動できている人からの気づきは多い。
その人達からの気づきはあればすぐにメモを取り、その後自分に置き換えられないか?ジフンならどう考えるか?という思考グセを持つようにしている。

また、本やポッドキャストからの「なるほど」と思った気づきも同じく、すぐにメモして、自分に転用していく。まあ、なかなか難しいですけど。

僕の例

気づきメモ:今の時代は情報過多→情報発信のみに価値を置くのは危険→プロダクトを持つ人の強さが増すのではないか?

転用: カンパイSAKELOVERSは「日本酒の再発見」をコンセプトに「ペアリングとお燗を通して、日本酒の魅力を伝える」活動をしている。がこれは情報発信がメインだと気づく。日本酒業界で考えていくと、日本酒を造れる立ち位置がプロダクトを持つ人の最たるポジションだ。目指すしか無い。
→ただ、普通に酒造りする人では、数百年戦い続けている人たちとの知恵比べでは分が悪い。→特長を明確に研ぎ澄ます必要があるな。→熟成酒はほとんど手を出されていない。自分でも興味ある。やれるのでは?

みたいな感じで。

もう一つ

気づきメモ:自分ごとにするチカラとは、本業を拡大解釈するチカラ

転用: 酒蔵とした場合、日本酒を効率よく、多くの人に美味しくなるお酒を高品質で造ると考えるが、これは最低限の考えである。

これを拡大解釈すると、美味しく造った日本酒を家庭に送り届け、家族の夕食の場で会話を弾ませて、空気の温度を高め、家庭平和を築くこと。が酒蔵の使命だ。

とすると、良いものを造ることは当たり前で、その先の家庭内での会話までイメージして、それを実現するためにどうすべきか?という発想につながっていくのかなと考えてみた。

まとめ

このような形で抽象化→転用の大切さをまとめてみました。

内側の目線だけでなく、外側の視点を常に持てるようにするために抽象化→転用の思考を習慣化することが大事なんだと思います。コレが持てるか持てないかで大きくモノゴトの捉え方が変わってくると思います。

俯瞰的に捉えるには他社目線を有効に使うことも重要だと思い、今ちーむBだっしゅという前を向いて行動している人たちが集まるコミュニティーにて、他社目線で自分を見る事が出来る仕組みを作っている。コレにより、よりモノゴトを多面的に捉えられるようになる。
興味ある方はメッセージお気軽にどうぞ。