「経済」とは本来、人を豊かにするために出来たもの【思考の整理】

カンパイSAKELOVERSの運営・お燗酒文化普及人・九星気学鑑定士の石坂晏敬(やすのり)です。

今日のテーマ「経済とは本来、人を豊かにするために出来たもの」について、まとめていきたいと思います。経済のそもそもってことと世の流れが変化してきているのでその点について。

経済ってそもそも何のため

経済とはそもそも、人を豊かにするために出来たもののはず。
「経済」という言葉の由来は「経世済民」。世を治めて、民を救済するという意味。人を救うために出来たもの。

しかし、今の世の中は、経済のために人間が動いている。毎朝の満員電車などを見ても、経済が人のためにあるというよりも経済のために人が動いている姿にしか見えない。

ここに違和感を感じるし、そもそもの経済の意味、経済は人のためにあるという認識を持ちたいですよね。

昨日読んだ「持続可能な資本主義」がとてもわかりやすく、今と今後の世の中を記してくれているので超絶オススメです。

今までの経済は、ROE重視で、株主の利益に重きが置かれ、リターン=お金となり、どれだけ効率的に稼ぐかにフォーカスされてしまっている。

極端な話、社会性や心の豊かさなどはどうでもいいという発想。
お金至上主義。関係者は疲弊していく。

本来、経済性と社会性は両立すべきこと。

しかし、現在は人と社会を犠牲にする資本主義。
これが人間が経済のために動いていると感じてしまう部分なのだろう。

価値がお金→人へシフト

お金さえ稼げれば、効率的に稼げれば、という金銭的な観点に重きが置かれていたが、
今後、見直されるというか内側から湧いてくる意識としては、社会性と心の豊かさを求める使命感だろう。

これはただ単に、お金を効率的に稼ぐだけではなく、必要なお金を稼ぎながら、社会の役に立ち、世の中の人々の心を豊かにすることを目的にする。

このあたりの意識が強くなってくるのではないか?

自分は何のために生まれてきたのか?
お金を効率的に稼ぐために生まれてきたんだっけ?いや違うよな、社会の役に立ったりとか市ないの?みたいな思い、疑問は出てくると思うんですよね。

今、お金の価値が急速に減ってきていると言われている。

これは言い換えると、人の価値が上がっていると言えるのではないか。変な話ですけど。

いかにお金を効率的に稼ごう、搾取しようとする人よりも、周りに悦びを与え、まわりの人を金銭的にも潤し、心も豊かにしようとする人、どちらに人が集まってくるでしょう?

人から搾取して生きている人は、人間関係の可能性を一つずつ減らしながら、常に新規開拓をしていく人。

後者の人は、人間関係を一つ一つ大切にして、その信頼が福利的に増えていく。

真逆の生き方となる。今後はお金を持っているだけでは価値とならない。

信頼を得ている人が、何か新しいことを仕掛ける時にお金が必要だったとする。その際に、信頼なくてお金だけ持っている人からの出資は受けないという選択肢が今後、強くなっていくんだろうな。

今後はお金→人に価値がシフトする。シフトし始めている。

これは経済が人のためにある。という健全な世界に戻ることを意味するのかな?

これからは志を持って、周りに悦びを与えることに全力を傾けている人に信頼の資本が集まっていくんだろう。

今、時代は熱い・強い思いと圧倒的努力ができる人に信頼が集中するのだろう。お金の量だけで価値を測る時代ではなくなる。

この点を意識して、お金と向き合っていきたいですね。

まとめ

今日は経済とは本来、人を豊かにするために出来たものについてまとめてみました。

自分の内側から湧いている感性を大切にして、全力で進んでいきましょう。