技は人から教われるけど、思いは自分で育てるしかない【思考の整理】
カンパイSAKELOVERSの運営・お燗酒文化普及人・九星気学鑑定士の石坂晏敬(やすのり)です。
今日はここ最近、僕が感じていたけど、言葉になっていなかったものが昨日、言葉になった大きな気づきがあったので、それをシェアしたいと思います。
技は人から教われる。誰でも教えられる時代
今までの僕の思考はずっと、誰かが先んじてやってきたこと、見つけた技を学び、自分でも実践して、自分の成長につなげる。ここに焦点を当てていた。これは必要なことで、一生やり続けるべき。
そして、磨いた技は、まだ知り得ていない人に伝えることで役に立つことが出来、自分の成長にもつながる。これが大事なことだと思ってやってきた。
また、このように自分の技を惜しげもなく、伝えてくれている人には感謝しかない。
この時代時代の技は、一生学び続ける必要があるので、教える人の需要は途絶えないだろう。と思う反面、思いを乗せ続けることが難しいなと思ったんです。
僕は九星気学を伝えてきているのですが、これをやり続けた先に何があるのか?が見えてこなかった。真剣に考えていなかったのがそもそもの理由だけど、気学をなぜ伝えたいのか?なぜ、気学を役立ててほしいのか?などの思いを全く育てずに、ただ知っている知識を知らない人たちに伝えていたからだなということに気づいた。
自分が習得した技を、まだ身につけていない人に伝えることは、今の時代とてもやりやすくなった。オンラインの仕組みも整い、誰でも気軽に学べて、誰でも気軽に教えられる。だから、行動力さえあれば、誰でも技はどんどん磨ける時代。だから、技だけ磨いて、思いを育てないと先が大変というか長続きしないのではないかなとふと思ったんですね。
思い・熱量に目を向ける
自分の思いを湧き起こす、言葉にする努力をしている人が世の中にどれだけいるのか?
めちゃくちゃ少ないんだろうなと思う。実際に僕の周りでも、一生かけてこれをやるという熱い思いを持っている人にはそう会えない。
この思い・熱量はしっかり育てなければいけないし、育てる価値があると思ったんです。
その思い・熱量というのは、技とは違い、誰も教えてくれない。育て方を教えてくれる人はいるかも知れないけど、その思い、熱量は自分にしか無いものだから、自分で育て上げていくしか無いんですよね。
という大きな気づきを得たんです。
思い・熱量ってなんだろう?僕が感じているのは
キングコングの西野さんの「エンタメで世界を獲る。ディズニーを倒す」などはずっと前から言っていて、ブレずにその思いがどんどん強くなってきている。
ショールームの前田さんのVISION「努力がフェアに報われる世界を創る」も明確なメッセージでその思いが多くの人につながっている。
この方たちは明確なVISIONを掲げて、そこに自分の思いをのせて、自らの行動に移していく。行動して、共感を得ながら、その思いを増していく。そして、根を張り揺るがない思い・熱量へとつながっていくという仮説を持つことが出来た。
僕の身近な周りにも、思いを持って動いている人が増えてきている。その刺激もあり、この気付きにつながったんだと思う。
思い・熱量をどう育てるか?
では、この思い・熱量をどう育てるか? この点を考えてみました。
まず、思いをしっかりと育てていくことの重要さに気づくこと。
その上で、なぜ、それがしたいのか?なぜ、今それをしたいのか?誰に届けたいのか?などの
なぜ、なぜ、なぜ、なぜと自分を質問をたたみかけて、それに答えていくことで自分の思いを言語化する。
言語化して思いを育てながら、実現に向けてやるべきことを全力をこなす。この思いを育てれば育てるほど、行動力が増すのではないか?という仮説も持つことが出来た。
思いが強い人ほど、影響力も大きいとは思うが、それは、それに伴う努力量が半端ないからだ。それは間違いない。そんな事に気づけました。
僕は世界一の熟成酒を日本酒で造るという目標を掲げた。ただ、ようやくそのような思いになれただけで、思い自体はまだ育っていない。スタートラインに立ったばかり。
なので、これからこの思いの部分をめいいっぱい掘り下げて、言語化して、周りに伝え、自分に跳ね返ってくる言葉を受け止めて、自分を磨いていく。圧倒的努力がないと乗り越えられない事に気づくことが出来た。
まとめ
思いを育てるという観点に気づけたことは僕にとってはとてつもなく大きい気づきとなったのでシェアさせていただきました。
やりたいことが明確な方は思いを育てましょう。
やりたいことが不明確な方は思いを乗せられるモノを探しましょう。出会いを大切にしましょう。