自分と違う意見や知らない意見が出た時に、やるべきこと【思考の整理】
カンパイSAKELOVERSの運営・お燗酒文化普及人・九星気学鑑定士の石坂晏敬(やすのり)です。
今日は、自分が気づいていないこと・知らないことに出会った時にすべきことです。
昨日、カンパイSAKELOVERSのオンライン飲み会にて、これからこのコミュニティーのプロジェクトとして、やっていくことを簡単にプレゼンしました。
とある日本酒の商品開発から販売まで行うプロジェクト。
その際に参加者さんから色々な意見をいただき、感じたことがありました。
自分の意見と違う意見が出た時
自分なりに考えて、協会内でも話し合って導き出した方向性を伝えていったので、面白そうと思って当然と思っていた。まあ、伝え方の問題などはあったとは思うが。
その際に色々な意見をいただいた。
例えば、
「商品開発ではなく、もっとマーケティングを突っ込んだら?」
とかは、僕の伝え方が悪かったために発言させてしまった内容だ。
商品開発をみんなでしよう!!!が強すぎて、どう売っていくかの話しを盛り上げられなかったからだと思っている。
本質は、商品開発からマーケティング・集客が始まっていて、商品開発に携わる=集客なのである。ただ、ここまでは伝わらなかった。
まあ、この点は仕方がない。
次に
「普通に販売ではなく、ブレンド体験して購入型にしたら」
という意見をいただいた。
初めに聞いた時は、うん?それでは工数がかかりすぎてどうにもならんだろ。と思ったんだけど、そこで意見はせずに、話しを聞き続けた。周りの人からも意見が出て、話が広がった。
そこで最初の考えとは違う考えが頭に浮かんできた。確かにファンを作るという観点では、「一緒に商品開発をしよう」と同じだな。
すなわち、自分でブレンドして購入することで、「自分でブレンドしたお酒」として、お客さんがいち開発者になれるという設計が可能となる。
酒蔵でもブレンド酒を販売する形を取って、体験ツアーなどにしてファンを増やす活動にも繋げられる。と話が膨らんだ。
もし、最初に聞いた時に、自分の意見とは違うと話しを塞いでしまったり、聞かないと耳を閉ざしていたら、このような発想にはたどり着けなかった。
違う意見が出た時、特に自分を否定されて、違う意見が出た時はしっかりと冷静に耳を傾けたほうが良い。
全く知らない意見が出た時
「不十分を売りにしたら?」
という意見をいただいた。
うん?どういうことだ。何を言っているんだ?
はじめ聞いた時はよくわからなかった。
わからないことがインプットされると、人は拒絶反応を示す。拒絶するだけならまだいいが、怒りが湧き、嫌いになるにつながることが大いにある。
自分が知らない、気づいていないことを言う人を嫌うという傾向は嫌いだから嫌うよりも数倍あるそうだ。確かに自分を振り返るとそうと言えるかもしれない。
なので自分が知らないことを話している人と出会ったら、理解しようと務めるべきだ。
さて、今回の「不十分を売りにしたら」は全く知らないというよりもそういう発想もあるのか?という話であったので拒絶反応とはならなかった。
逆に、不十分だから、皆さんのチカラが必要です。という立ち位置でのマーケティングも可能だなと思えた。不十分なのでお客さんが最後のエッセンスを加えてください。というストーリーもありかもしれない。
まとめ
昨日の実例を挙げて話してみたが、まあ、自分と違う意見や全く知らない意見が出た時はまずはしっかり耳を傾けたほうがいいですよ。というお話でした。
自分も注意はしているが、今後もより一層意識していこう。