どんな環境も捉え方次第【思考ノート】

日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。
さて、今日は「どんな環境も捉え方次第」についてです。
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さて、今日は息子から学んだ「どんな環境も捉え方次第」についてお話したいと思います。
2週間前に息子が保育園の園庭で遊んでいる時に、遊具から落ちて右肘を骨折したんですね。
それからの2週間が経ち、明らかに成長している姿を見ました。大人としても学びが多いのでシェアします。

この内容はポッドキャストで音声配信しています。

右肘を骨折して、絶望感

2週間前の月曜日に、僕の長男は保育園でいつものように元気に友達と遊具で遊んでいる時に落下して右手を強く打って、右肘を骨折してしまいました。

その日はもちろん痛みはあったと思いますが、どちらかというショックのほうが大きく、ずっと泣いていて、ご飯も食べずに寝てしまいました。

全く右腕が使えないので、着替えやトイレの処理などを親が行う状況で、ひたすら悲しんで泣いていました。

2日間位はその状態が続いて、保育園に迎えに行っても、元気なく完全に意気消沈でした。

11月のコマ大会で優勝をしたので12月の大会で2連覇を狙っていたけど、それもかなわないと涙。

ただ、このコマをきっかけに復活を遂げていきます。

コマは左手でも出来るよね

コマ大会の話を息子がしてくれた。「次の大会は僕の代わりに友達が投げてくれることになった」
「えっっ、代わりに投げてもらうの?それって自分が投げたことにならないじゃん。左手で投げる練習してみたら。父が巻いてあげるから」

ということで左手で投げる練習がスタートした。僕も左手で投げる練習をしたんだがなかなか難しい。ある意味、息子と同じレベルでのスタートとなるので、いい勝負となる。

しかも、巻き方も逆になるのでややこしい。

ということでコマで遊べることを知った息子はここから少しずつ元気になっていく。保育園では友達に巻いてもらって、それを投げる練習をしたそうです。

1週間ほど経ち、自分でも巻けるようになって、左手でコマをなんなく回せるようになってしまった。

これによって、12月のコマ大会も左手で参加することになりそうだ。左手で2連覇したら、2連覇プラス両手で制覇という称号も得ることが出来る。

このコマをきっかけに、前向きに明るく過ごせるようになりました。

左手を積極的に使う。

明るくなってからは怪我を前向きに捉えるようになり、遊びはもちろん、食事、歯磨きなどなど、全て左手でこなすようにゲーム感覚でどんどん慣れていくんですね。

最初ままならなかった、左手での箸使いもあっという間に慣れて、すいすいご飯を食べられるようになってしまった。

先週金曜日の保育園でのキッチン大会で料理をした時。左手で完全に包丁を使いこなしていたそうです。

今は、この右手が使えない内に、左手を鍛えてどちらでも使えるようになっておくと意気込んでいます。

右手不自由という逆境から左手を使えこなせるようにとポジティブ思考へ

今回、息子は骨折という人生で初めての経験をして、絶望感を味わった。そして、その絶望感から、自分なりに楽しさを見つけて、左手開拓という道筋を見つけた。左手を使えるようになればなるほど、周りから褒められて気分も良いというプラスの循環を手に入れることが出来た。

これって大人になっても変わらないよなぁと思ったんですよね。

大人の場合は絶望感というよりも諦め。「自分なんてどうせ無理」という心持ち。何か不利な環境に身を置かれた時にどう捉えるかで今後の人生が変わるんだろうなと感じたんですよね。

「どうせ無理」とか「まあ、自分としてはこんなもんだ」とか出来ない理由を正当化してしまうことってありますよね。

僕だとなんでしょうか? 日本酒のイベント集客とかでろくに告知もしていないのに、「飲食店でもないし、特段すごい技を持っているわけでもないので、こんなもんだよね」みたいに勝手に決め込んでしまい、チャレンジをしない。

これって、骨折して悲しんで何もしようとしなかった息子の状態と同じだなぁと思ったんですよね。

ここは頭を使って、手と足を動かして出来ることはやれるだけやる。その上で結果を楽しむ。この繰り返ししかない。その繰り返しの中で、楽しさを見出していって、成長していく。

そんな事を息子の骨折から学びました。