怒りの感情を表に出すのは損【思考の整理】
カンパイSAKELOVERSの運営・お燗酒文化普及人・九星気学鑑定士の石坂晏敬(やすのり)です。
今日は、感情は表に出さないほうが良いについてです。
コロナさんによって僕らは右往左往させられています。日々変わっていく状況についていくだけでも大変なことですね。
これだけの変化を余儀なくされるので不安は一気に高まっている。その不安から来る感情をSNSにあげている人がかなり多くいらっしゃる。それらを見ていて感じたことと、感情は表に出さないほうが良いという僕なりの考えをまとめました。
感情は変化する
この数週間のコロナによる世の中の動きはとても激動である。
昨日も書きましたが、
・クルーズ船での感染→自粛ムード高まる
・自粛したら経済が崩壊するだろ→自粛すべきではない
・イタリア・フランス・ニューヨークの悲惨な状況→これはやばい。絶対に自粛だ。
・政府・都道府県知事が緊急事態宣言→本格的な自粛開始
・5月6日で自粛終わるのか?→これはいつ終わるのか?2-3年かかるのではと不安高まる。
とこの1ヶ月足らずでこの変化。世の中の人の考えも大きく、右往左往している。
ここに書いてある局面局面で自分の感情をSNS等で表に出している人がたくさんいます。
クルーズ船の時は、「日本政府は何やっているんだ」
自粛ムードが広まると、「経済が止まるだろうが、自殺者数と比べたら微々たるもんだろ」
イタリアなどの悲惨な状況が流れると「2週間後の日本だ。経済止まるとかバカか。感染しないが優先だろ」
緊急事態宣言が出て、「なんで店開いてんだよ。なんで会社通わせてんだよ」
などなどその時、その時の感情が表に出まくっていました。
これらを見ていて、それぞれの立場によって、捉え方は異なるのは当たり前。
異なるのは当たり前なのにその前提は置いておいて、みんな同じでなければならないというチカラが働き始めている。さらに言うと、自分が決断したことに反することをしている人がいたら怒りの感情が出てくる。
こんな状況を日々、目の当たりにしている。
ここでスゴいなというかなぜそう思えてしまうのか?と特に感じるのは、自分が決断したことが絶対に正しいと思えてしまうことだ。
この決断したことは、この激動の中なら、すぐに変化する可能性があるのに。
さらにいうとそれに伴う感情はすぐに変化する。
感情はすぐに変化するので一旦時間を置くといい
感情は変化しやすいとなぜ言えるかというと、これは僕の経験値からである。僕は日々、日記にその時の感情を(特に怒りの時)書き留めておくようにしている。
怒りの感情はすぐに表には出さずに、一度俯瞰的に自分を見るようにしているので、瞬間的に怒りを爆発させることは僕にはほとんどない。
ただ、湧いてきた感情は書き留めておくようにする。
例えば、
- なぜ、これだけ考えて、動いて出した意見に対して、動いていないお前が偉そうに意見するんだよ。
- そんなわかりきったことをいちいち説明すんなよ。
- なんで、こんな質問にわざわざ答えなきゃいけないの?
- などなど(まあ大した怒りではないですが)、感情が湧いたりします。
それを日記に書き留めておいて、改めて見直すと大抵はなんであんな事で怒っていたんだろう。ちっぽけな人間だな。などなどだ。
だから感情は表に出さないほうが良い。
今回のコロナ騒動でいうと、緊急事態宣言に合わせて、店を自粛した人が、店の営業している人を見て、「なんで、店を開けてるんだよ。非常識だな」とか「国は何もしてくれない。何なんだこの国は」などと感情を出している人がいる。
この気持ちはとてもよくわかるけど、店を閉め続ける限界が来た時に、今度は自分が店を開けづらくなってしまう。自分の首を締めることにも繋がりかねない。
だから感情は表に出さないほうがいい。
感情を表に出さないトレーニング
怒りの感情を表に出さないトレーニング方法。
それは
- 怒りが湧いたら、いったんぐっと抑え込んで、外側から自分を見るようにする。
- 今の怒りは正しいですか?他の捉え方は無いかと客観的に見てみる。
これだけです。更にいうと
- 日記を毎日書き、感情の部分を書き留めておく。そして、たまに感情を見返すようにする。すると、自分の感情の変化のしやすさに気づける。
まとめ
ということで感情は無闇に表に出さないことについてまとめてみました。
こんなときだからこそ。
怒りではなく、優しさ、思いやり、楽しさ、悦びを大切にしたいですね。
何でも、必ず自分に跳ね返ってくることを自覚していれば、怒りをぶつけようとは思わないはず。