「未来は、選べる」著バシャール・本田健【書評】高次の意識と早くつながり、情熱を傾けられるものに出会おう

僕はこの本を手に取り、読んでいくにつれ、この内容を信じ忠実に実践していこうという思いに至った。

このようなスピリチュアル系と呼ばれる本を初めて読まれる方には理解が難しいかも知れません。

ただ、さとうみつろうさんの「神さまとのおしゃべり」などを読んでいる人は理解しやすい内容ではないかと思う。

この本から何が読み取れるかを簡単にお伝えするならば、

「人生のトリックを知り、人生の仕組みを知れる。」

それにより、自分が情熱を傾けられることに忠実になれる。

そんな内容であると僕は捉えることが出来た。

では、早速紹介していきたい。

人生のトリックを知る

”「ワクワクや情熱にしたがっても、うまくいかないかもしれないよ。だから、たとえいまとてもみじめで、とても不幸せでも、まだ慣れ親しんでる現状のほうがいいんじゃないの?」
これが疑いを使ったトリックです。
あなたの情熱が自分を養ってくれないことがわかってしまったら、もうあなたは「死ぬ」しかない。だから「いまは不幸せだけど、このままのほうが少なくとも生き延びられると信じ込ませるのです。”

まさに現代の人間が陥っている現状では無いだろうか?

やりたーいと心から思っても、「まあ、現実的にはなあ、無理だよなあ」の一言で片付けて心の声に耳を傾けない。

僕は過去を振り返るとずっとこんな事を繰り返してきたんだと思う。

最近でこそやりたいという気持ちに答えるように努力をしてきてはいるがまだまだこのトリック下にいるのだろう。

しかしこれはトリックで真実では無いということがこの本に記されている。

真に情熱を傾けられるものを見つけ行動できた人が豊かな人生。

”私たちが、豊かさとは、「自分たちがやりたいときに、やりたいことをやれる能力がある」ことだと定義しているのもそんな理由からです。
自分がやりたいときに、やりたいことをやれる能力があれば、あなたは成功しています。マル。おしまい。それ以上何もありません。わかりますか。”

あはは〜わかりません。

というのは冗談でここに誰もが到達できれば、平和な世の中がやってくるのだろう。

自分が心の底からやりたい、好きな事を、やりたいときに、やれる。

これが見つかったら情熱を自然と傾けることになるのだろう。

昨日、Queenのフレディマーキュリーの映画”ボヘミアン・ラプソディ”を観て情熱を傾けるってさぞ気持ちがいいんだろうなぁと思わされたんだよなぁ。

フレディの声には愛を感じる。それは情熱を傾けているからなんだろうと漠然と思えたんです。

だから人生のトリックを見破って、心と日々対話をしながら心底やりたいことに向き合っていける。ここに早くたどり着くことが人生を豊かにすることのんだと理解。

観念が感情を生み出す。観念を見つけ、勇気を持って観念を変えれば行動できる。

負の感情が邪魔して行動を制限してしまう。

ここが一番苦労する部分ではないのかなと感じる。

勇気とは行動するためではなく、

観念に気づき、

しっかりと向き合い、

客観視出来るようにする。

これは”「マネーゲーム」からの脱却”という本にも書かれていたことに関連するなぁ。

この本では不安に陥った時、その不安をイメージし、とことん向き合い、付き合い

落ちに落ちていき、落ちきったところで

これは事実では無いですよ!あなたが作った世界ですよと伝えてあげるというもの。

これはとことんこの本で言う観念と向き合い、

観念を理解し、

観念を客観視出来るようになることで

行動の制御をなくす。

客観視出来るようになった時は行動に勇気はいらない。

ただ、不安ととことん向き合うことにはとても勇気がいる。

ここはしっかりと乗り越えていきたいポイントだ。

出来事は中立で何の意味も持たない

”出来事は中立で何の意味も持ちません。
ある出来事を引き起こした考えが何であれ、それを体験している瞬間に、「その出来事にどんな意味を与えたか」が、そこからどんな影響を受けるかを決めます。”

普段生活しているとなんでこんな事が自分に起こるんだよと思う出来事に出会うことがありますよね。

例えば、事故渋滞とか機材不良により出発遅延などなど。

こんな事が起こるとイライラするのが普通だと思うんです。

ただ、この出来事、事実に対してどう捉えるか?はひとそれぞれ。

「何だよ、遅れやがって!俺の時間を返せ!!」

と考える人もいれば

「疲れていたから、ゆっくり行こう」

とか

「時間取れなくて読めなかった本を読めってことかな」

などとも捉えることが出来る。

これって大きな差だよなぁ。

「出来事は中立で何の意味も持たない」と

理解しておくだけで

捉え方が変わりますよねっ!!

これも大事!!!

お金は単なる交換の手段。留めるのではなく、流す、動かす

”みなさんはお金とは本来<交換の手段>に過ぎないということを忘れています。
お金が本来は交換の手段であることを思い出せば、「持っているか」「持っていないか」にフォーカスするのではなく、お金を「流すこと」にフォーカスが行くはずです。

お金を多く持っているように見える人がいます。
彼らは、実は、たくさんのお金、つまりお金というエネルギーを、自分を通して流し交換しているのです。ただ、お金にしがみついているのではなくて。”

これ、言葉ではわかりやすいけど、実際におくとわかりにくいことなのかも知れませんよね。

確かに「お金を落ち続ける」ことには価値が無いですよね。

なぜなら、「お金は交換の手段」だから。

交換した瞬間に初めてお金が役立ったということになる。

そう考えるとお金を「受け取る時」の意識はもちろんだが、

お金を支払う時、すなわち「お金を価値と交換」する時も更に重要だと言えるんだろう。

価値と交換させていただく際にしっかりと価値を受け取ることに感謝をする。

そんな当たり前のことをしっかりと行うことで

またそのお金が回りに回って自分に戻ってくる。

そんなイメージに捉えられるようになった。

高次の意識に物質次元の意識を早くつなげる

物質次元の意識とは顕在意識。

高次の意識とは潜在意識。

”物質次元の意識が想像しているものをイメージとして使うのは、あなたが「実現したいこと」を裏付けるエネルギー、そして、情熱を生み出すためです。
けれども、物質次元の意識が、自分が想像した姿で実現すべきだと強要してはいけないのです。なぜなら、高次の意識は、もっと素晴らしくて、もっといいやり方で実現できる方法を知っている可能性があるからです。
物質次元の意識を使って集中する作業は「受け取る作業」です。
高次の意識が、あなたが望んでいることがらの最良の実現方法を知っています。
したがって、実現化とは、「集中と忘れること」「(起きることを)許すこと」の結果だと言えます。
集中して、忘れる。
集中して、忘れる。
集中して、忘れる。”

 

”高次の意識とつながればつながるほど、そこからインスピレーションを得て、多くの能力が開花し、たくさんの情報を得られることとなります。”

引用が長くなってしまったんですが、僕はここが一番重要でたどり着かなければならないポイントなんだろうなと読み取ったんです。

突然思いついたり、偶然の出会いから新たな展開や発想が生まれるなど。

これらに気づけるか気づけないか?

きっかけは皆同じだけ降り注いでくるんだけど、それに気づけないとそのきっかけ後の波には当然乗れなくなってしまうという悲しい結末(涙)

顕在意識でいかに受け取ることに集中できるか?

高次の意識にいかに気づき、取り入れ慣れていくか?

ここが豊かな人生にする大きなポイントであると捉えてみたっ!

どうでしょうかね?

そのためには例えば

  • お声がけいただいたことには最大限乗っかっていく。
  • 初対面で相手を見極めない。
  • 自分が思い描いていることはしっかりと伝える。
  • 考えすぎずにとりあえずやってみる。

などが意識すべきことかなと僕は捉えている。

 

まとめ

この本は自分にとって行動したいことが盛り沢山だったために

自分が振り返るためにまとめてみたんです。

僕は今年、二回目の吉方位取りを実施して吉の運気をまとっている(笑)

なので素直に自分に起こりうることには意味があると捉えることが出来ている。

お声がけいただいたイベントや旅行への誘いなどは都合が合うものはほぼ乗っかってきている。

これがいいのか悪いのかは先に行かねばわからない。

ただ、今の自分は愉しいし、ワクワク感が増している。

きき酒師にもなってしまい、酒蔵の社長さんから一緒に働かないかと誘いを受けている。

去年の自分には想像できない展開だ。

ということで引き続き、高次の意識に繋がれるように日々研ぎ澄ませていくことにしま〜すっ!!