最近、羨ましいと思う職業

日本酒熟成酒・お燗文化普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。
今日は「最近、羨ましいと思う職業」についてです。

以前は全くなりたいなんて思っていなかった職業である「先生」。

最近、この「先生」という職業を羨ましいと思っている自分がいるので少しまとめてみたいと思う。

そもそも公務員の「先生」には不満がある

先生が羨ましいと最近思っているという話なのに、不満があるというスタート。これはまずはじめに伝えておいたほうがいいなと思ったのでお話します。

これは先生の人格を否定するとかではなく、先生という職業になるプロセスに問題があるという考えです。

先生に成るには、大学もしくは短大の教員養成コースを履修して、試験を受けて合格することで、教員名簿に名前が載り、空きが出たら、先生になれるという流れが一般的。

ほとんどの先生が学生からそのまま先生という職業に就く。「先生」という職業が初めての社会人ということになります。

そのような社会人として経験が「先生」のみという方が子どもたちの模範となり、教育を行っていくという仕組みですよね。

必要最低限の学問を伝えるという部分はもちろん問題ないと思いますが、実際の社会でのお客様とのやり取り、会社の中での役割、お金の流れ、お金の意味、経営などに関しては全く経験のない方々が、子どもたちに接して教育しているという状況です。

そこに不満というか、違和感を感じています。

基本的な学問は学びつつ、実際の世の中はどんななのか?ということは社会人から実際の声を聞くという機会がないと、実際に社会に出たときと今まで教育されてきたことにギャップが生まれますよね。

この点、改善されないのかなと強く思っています。最近は社会人経験した後に、試験を受けて合格すれば教員免許が取れるようになったみたいなので、仕組みがどんど変わっていくことに期待します。

慕われる美しさ

話を本題に戻します。すいません。
僕は最近、高校の先生友人の体育祭準備の生徒に対する声がけの映像や最近やっていた「セブンルール」というテレビ番組の駒澤大学の駅伝部の寮母さんなどを見て、とても素敵な職業だなと感じるんです。

生徒のことをひとりひとり真剣に考えて向き合って、熱意を持って接することができれば、というかそこに生きる価値を見出すことが出来たら、とてもやりがいのある人生になるんだろうなと感じざるを得ません。

生徒を熱意を持って、伝え、相談にしっかりと応じ、前を向いて進んでもらう。そのための後押しをする。それが先生や寮母さんの醍醐味なんだろうなと。影役に徹して生徒を輝かせていく。そんな職業なんだろうなと、今は理解しています。

そうやって、毎年毎年、卒業生を送り出して、みんな飛び立っていくですよね。子供が旅立っていくという感じなんでしょうね。5年10年20年と続けたら、その分だけ子どもたちが飛び立っていく。そして、成長していく。その姿を影で楽しむことが出来る。

また、巣立った子どもたちがたまに会いに来てくれる。成長の姿を見せに来てくれる。熱意を持って接してきている先生にはそのようなプラスの循環が常にあるんだろうなと感じるんです。

こんな職業って、先生以外になかなかないですよね。

ビジネススクールなども同じことが言えるのでしょうか?経営の実践を学んで、実際にビジネスを成長させることが出来たら、そのスクール、その先生には感謝をして、長い信頼関係を築くことができそうですよね。

教育ってすごい魅力的な職種

これらのことから、人に伝える・教える、そして、成長してもらうという職種はとても魅力あるなと思うんです。
熱意持って、しっかりと質を提供できれば、基本的には感謝される立ち位置ですよね。

このことは話しながら、以前もラジオで話したなぁと思い出しました。

まとめ

今、教師になりたいというわけではないですが、この湧いてくる気持ちを改めて記録に残しておこうと思い、お話しました。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。