やりたいことは3割位で伝えてしまえ【思考ノート】
日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。
さて、今日は「やりたいことは3割位で伝えてしまえ」についてです。
昨日は、酒蔵さんと求人の打ち合わせをしたり、キッチンカーの組み立てのために色々とヒヤリングを行なったり、あと、今後のイベントのために投げかけを行なったりしていました。
イベントのための投げかけに関しては内容はそれほど練っていない状態にも関わらず、快く回答いただき、実現が近づきました。そんなやり取りで感じた「やりたいことは3割程度でも伝えてしまえ」について考えてみたいと思います。
この内容はポッドキャストで音声配信しています。
誰かを巻き込んでやりたい時、伝えずに終わっていませんか?
僕は、毎週カンパイSAKELOVERSを今月から開始したのですが、この企画をやりたいとかあまり明確な状態じゃないままにスタートさせました。
理由の一つとしては今動いていないコミュニティに動きをつけるため。もう一つは動けば、何が見えてくるモノがあるのではないか?です。
実際に3週間が過ぎて、このまま毎回、テーマを考えていくことはかなり大変となった。また、日本酒の美味しい飲み方を研究するということで日本酒と何かを混ぜるなどを実践してきたんですが、これは酒税法上、行なってはいけないことと気付き、税務署に確認の電話を入れたところ、何を混ぜても行けないという回答であったためにこの研究はこの場で続けられなくなりました。
そんな事もあり、この先どうするか?となってしまっていたんですね。
僕は自分の日本酒への思いを形にするために行動をしていく覚悟は出来ました。その思いを行動に移しながら、より多くの人に伝える場を設けたいと思っています。
その場の一つとして、熱燗カーで日本酒のお燗の魅力を文化として伝えていく活動を行ないながら、自分の酒造りへの思いも乗せていきたい。
そこを目指していく上で、その前段階で、出張お燗番というものを行ないと考えていました。これは飲食店さんに熱燗をつけるお燗番としてお店に立たせてもらい、経験値を上げることとネタ作りが僕の目的です。
すでに熱燗をつけているお店でつけさせてもらうのではなく、イタリアンやフレンチなどなど、日本酒がそもそも置いていないお店などと組ませてもらい、それらの料理とのペアリングの成案をさせていただき、新たな可能性を広げられたら最高です。
これらをやりたいことは確定していたんですが、なかなか声をかけることが出来ずにいました。色々と相手のリアクションのことなどを勝手に推測して及び腰になっていたのかもしれません。
昨日、イタリアンのお店のオーナーさんへこのお燗番の旨を伝えたところ、快く受け入れてもらいました。詳細はミーティングして決めましょうとなりました。
やりたい思いが明確で覚悟が出来ているなら、内容が3割であっても伝えるべきと思えた瞬間でした。
誰かを巻き込んで何かをやりたいと思った時、どうされていますかね?自分だけで完結することは迷惑をかけにくいので、すぐ出来るとは思うのですが、誰かを巻き込もうとすると、躊躇すること多いのではないでしょうか?
躊躇している内に、熱も下がってしまい、伝えずに終わっていることは無いですかね?これは冷静に考えるととてももったいないですよね。
これって伝えることはやれたかもしれないのに、やれる可能性を自分の推測で止めてしまったと言えるますよね。伝えたことによって、やれるという可能性や、その投げかけに対して、より良いアドバイスなどが手に入ったかもしれませんよね。
まずは伝えたほうがいいのではというのは明確に言えることと思います。
相手のメリットも踏まえて伝えることが大切
じゃあ、伝えようと決めた時に、ただ単に伝えればいいのか?少しは考えて提案した方がいいかな?
もちろん後者の考えて提案したほうが良いですよね。ただここで考えて過ぎてしまうと伝えられない事につながってしまうので、ここはポイントを絞ったほうがいいと思うんです。
それは「相手のメリット」を踏まえて伝える。
何かやりたい時というのは、基本こちらがやりたいことであり、やれることはこちらにとってのメリットのみ。そこでそれをやることで相手のメリットは何かを考えて、その点をクリアにしていくこととそれを伝えることが重要ですよね。
今回のお燗番の相談は、僕があくまで店頭でお燗番を経験したいが目的。ただ、これだと僕のやりたいことを伝えて、欲求を満たさせてくれという一方的なお願いになってしまうので、相手のメリットを考えてみました。
僕がお燗番に立つことでの最大のメリットは、常連さんではなく、僕の友人や僕に興味ある人をお客さんとして呼ぶことが出来ること。新規客を呼ぶことが出来て、そこでそのお店を気に入っていただけたらリピーターとなっていただける可能性につながる。
この点が先方に対してわかりやすいメリットになるかなと思い、それも合わせて伝えていきました。
まとめ
今日は誰かを巻き込んでやりたいことが明確ならば、3割の内容でも伝えていこう。そして、その際には相手のメリットをしっかりと添えようという話をしました。
色んなケースがあると思いますが、やはり伝えずに終わってしまうことはもったいないので、伝えた上でどうなるか?そういうスタンスの方が人生の可能性は広がると思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。