知らない人の目線を大切に【思考ノート】
日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。
今日のテーマは「知らない人の目線を大切に」について、考えてみました。
今日は、知っている人の目線になり過ぎず、知らない人の目線を大切にというタイトルで自分を戒めようと思う。
この内容はポッドキャストで音声配信もしています。
最初は意識してたのに、進めて行く上で忘れてしまう知らない人目線
僕は、日本酒の魅力を多くの人に広げようと、日本酒コミュニティを作り、ベアリングやお燗の楽しみ方を伝えています。
この魅力を届けたい人を考えていくと以下のような人となる。
- 日本酒を詳しく知っている人
- 日本酒好きな人で詳しくなりたい人
- お酒は好きだけど、日本酒は知らない人
- 日本酒興味ある人
このあたりかなと思っています。ここの割合を考えていくと圧倒的に3,4が多いですよね。
今、自分が発信している情報は、1,2に完全に意識が向いてしまっているということに気づいたんです。
自分は今、知識を高めるために、日本酒関連の本を読み漁り、日本酒を飲みまくり、詳しい人のとこへ出向き、話しを聞くなどして、知識をつけていっています。
これの反動で、日本酒を知らなかった時、興味持ち始めた時の気持ちを忘れかけていることにも気づけた。ある意味マニアックな方向へ行こう行こうとしている。
多くの人に普及させるなら、まあ当然これではダメですよね。
なんで気づいたかというと、キングコング西野さんのTwitterの鍵垢村で日本酒の質問をなんでも受け付けまーす。と投稿したら十数人から受けた質問で気づきました。
質問のほとんどが、最初飲むなら、どんな日本酒がいいですか?でした。
情報を伝え始めた当初は、この日本酒に興味あるんだけど、どうしたらいいんだろうという人をイメージしながら、情報を発信しようと考えていたんです。
しかし、自分が興味を深めていく上で、その心を忘れて、悪くいうと、自分が知り得た情報をひけらかす的な状態になってしまったのでは捉え直すことが出来ました。
どうでしょうか?自分の活動や商品を多くの人に伝えたい、知ってもらいたいと活動している方は多いと思うんです。 僕と同じような状況に陥っている人いるのではないかと思ったのですが どうでしょうか?
知らない人の目線を大切にするためのポイント
いい気づきを得たので、改めて考え直していきたい。
以下の項目を意識することからだと考えてみました。
- 誰に届けたいのか?ターゲットを詳細に具体化する。
- そのターゲットのレベルに合わせて、わかりやすい、理解しやすい言葉遣いを徹底する。専門用語は使わない。使う際は解説を必ずする。知っているという前提で進めない。
- 同じ情報発信者を意識しすぎない。あの人の発信には負けない、あの人よりも良い情報をみたいな意識をしすぎると届けたい人とギャップが生まれやすくなってしまうので注意。
- ターゲットにうまく情報を届けている人を見つけて、マネする・参考にする。
このあたりではないかと考えてみました。
自分の場合はどうすべきかを考えてみました。
誰に届けたいのか?→日本酒飲んでみたい・興味あるという初心者がターゲット。プラス、日本酒のことを詳しく知りたい人。 すでに詳しい人は対象外。
ターゲットを決めると伝える内容も変わってきますね。
お酒の作り方とかこだわりよりも、どんなお酒が飲みやすいとか、こんな飲み方をすると面白いとか、美味しいとか、この料理との組み合わせで飲むと料理が美味しくなるみたいな内容かな。という方向性が見えてきますよね。
あとは、まわりの人に伝えたくなるうんちくみたいなものを意識するのも良いかも。
このあたりをしっかりと意識しながら、配信していくととしたいと思います。それとは別に自分の知識は上げていく。
知識を深めながら、とてもわかり易い、当たり前の情報を繰り返し伝えられるのが最強だということに気づきました。
一つの配信で一つの事柄と絞ることで理解しやすい環境をつくる。
まとめ
知識はどんどん深めつつ、伝え方は常に知らない人目線でを徹底する。これを持続することで結果として深みのある配信が出来る様になるのではないでしょうか?