人生はあっという間と認識すると良い【思考ノート】

日本酒熟成酒普及人・九星気学鑑定士・カンパイSAKELOVERSの運営の石坂晏敬(やすのり)です。

今日のテーマは「人生はあっという間と認識すると良い」について、考えてみました。

この内容はポッドキャストでも音声配信しています。

過去はあっという間、未来はまだまだあると考えてしまう

僕は今44歳ですか、この5年間はあっという間に過ぎているなと感じています。過去を振り返るとあっという間に過ぎたと感じる人が多いのではないでしょうか?

逆に未来を見ようとするとまだまだある、まあやれるタイミングが来たら やればいいやという思考が働きやすい。

これって過去と未来を完全に真逆になってしまうんですね。

  • 過去:あっという間に感じる
  • 未来:まだまだあると捉えてしまう

過去を見るとあっという間でもっとこうしておけばよかったと思うのに、

未来を見るとまだまだあるから、慎重に行こう。出来る時にやろう

となる傾向がある。 

先日、テレビで水中写真家の方の話が紹介されていた。

水中写真が趣味で、会社の休みが取れる時に海外の海へ写真を撮りに行き、また会社に戻るという生活であった。定年退職したら、本格的に行きたいところに出向いて、写真を撮りまくろうと思っていたそうです。

しかし、同僚の突然の死に直面して、
「やりたいことを後でやるって、叶えられないかもしれない事を知った。」ということを言っていた。それで会社をやめることに決め、やりたいことである水中写真家を、「今」やると決意したそうです。
この方は苦労も多いと言っていたが、人生あっという間ということに気づき、やりたいことへシフトチェンジしたんですね。

僕も過去を振り返ると、やりたいと思ったことを20代の時は、まあできるタイミングが来たらやろうと先延ばししていたが、30歳位でこれでは何もしないで思ってしまうのではないかと思い、本を読み始め、人生を変えようと動き始めた。

やりたいことをやると意識を変化させていった。まあ、一例としては出場したいと思いが強くなった。フランスのモンブランの周りの山の中を170km走るUTMBに参加したい思いが強くなり、会社と調整して、長い期間休みをもらって、参加したなどがあります。その他にも色々あります。

やりたいことに素直になる

今の時代は、我慢するように、するように!!と仕込まれながら歳を重ねる。ザ・がまん美学ですよね。完全に日本の教育で刷り込まれたものですよね。日本は特に。。。

それが、匿名で投稿できるツイッターいう村で、日々がまんしている人たちが、うっぷんを晴らしている。「私はがまんしているのに、何なんだよアイツは!!」みたいな感情の現れですよね。

やりたいことに素直になった方が良い、日々の小さなやりたいにしっかりと乗っかっていく、くせをつけることをオススメしたい。

  • あ〜眠いと思ったら、寝てしまう。
  • あ〜甘いもの食べたいと思ったら、食べてしまう。
  • あ~昼からお酒飲みたいと思ったら、飲んでしまう。

みたいな感じで、自分の欲にしっかりと耳を傾けてあげる。ここを怠っている人が多いってことだと思うんですよね。みんなやりたいことをやっていたら、あのツイッター村で繰り広げられている誹謗中傷などもないはず。なぜなら、みんな好きなことをやっているんだから。

がまんするからいけないんだよなぁとホントに思う。

あっという間と捉えて行動に移す

人生はあっという間と常に思っておくことが、人生を加速させるためにはとても重要。

人生で情熱を傾けたいものが見つかっていない場合は、色々来る誘いにいちいち迷っている時間はない。とりあえず、誘いにのっかっていく、見つけていく。

情熱を傾けたいものがあるならば、そこに向かうために出来ることに貪欲に取り組んでいく。アンテナを立てて、ひっかかるモノが来たら、すぐにアクション。そのアクションでさらに次のアクションに進んでいくことが出来る。

人生はあっという間なんで、先延ばしにしている時間は無いんだよなぁ。ここに気づいているか、気づいていないかで、人生のスピード感が変わるんだろうなと思う。さらにいうと人生の厚みも大きく変わるんだろうなと今は思えます。

今、僕は「日本酒の熟成酒で世界を獲る」と言っている。それを実現するためには酒蔵を持つことがスタートラインなのだが、実際のところ、まだスタートラインにも立てていない。酒蔵は新規で申請して始められない。新規参入を頑なに認めていない業界である。なので、継承者がいない酒蔵さんを引き継ぐもしくは買収するをしないとスタートラインに立てない。

だから、今僕はここへ向かうためにアクションを取っている。酒蔵ならどこでもいいというわけではないので、しっかりとした技術があり、自分も飲んで美味しいと思える酒蔵であることが前提とあって、その上で、継承者を探している酒蔵、販売のやり方に問題があり、利益が出ていない酒蔵などを見つけていかねばならない。 

ただ、待っていてこの情報が入ってくることはないし、ただ、普通に探してもなかなか見つからないことも容易に想像できる。なので、今は日本酒に詳しい飲食店さんや取り扱いの多い酒蔵さんと親しくなり、僕の思いを伝えていく。そして、理想に叶う酒蔵があった時に紹介していただけるような流れを作ろうと動き始めている。ただ、ここは丁寧にしっかりと焦らずつたえていくことが重要だと思っている。

そんな中、一つの酒蔵さんがやめるらしいという噂を聞いた。そこのお酒はとても美味しいコトは知っています。
これはもう、会いに行くしかないという思いになり、早く行きたくて仕方がない。今の僕はすぐにこんな気持ちになる。これは日々、人生はあっという間と思うようにしているから、アクションにつながって言っているんだなと改めて認識できました。

まとめ

人生はあっという間であると捉えて、重い腰を上げていくことが、人生を加速させるためには大切なことですよというお話でした。

ささやかなやりたいにしっかりと耳を傾けていきましょう。

今日も最後までありがとうございました。