東京タワーの外階段を開放について考える〜捉え方を変えると価値が変わる〜【思考の整理】
日本酒熟成酒の普及人、カンパイSAKELOVERSの運営・お燗酒文化普及人の石坂晏敬(やすのり)です。
今日は「東京タワーの外階段を開放について考える〜捉え方を変えると価値が変わる〜
」ことについて考えていきたいと思います。
東京タワーの外階段600段が登れるようになるというニュース
今朝、FMから「東京タワーがコロナ対策のため、外階段を開放する」というようなニュースが流れてきた。このニュースを聴いた時に、これを今日の思考ノートのネタにしたいと思ったんです。理由としては東京タワーの価値が捉え方で変わりそうと感じたからです。
コロナがなければ、一般的に外階段を開放するという内容がココまでネタになることは無かったんだろう。
東京タワーは過去も外階段を登れた
実は、以前から東京タワーは登れたんです。ご存知でしたか?あまり知られていないんですよね。階段で登って展望台に登れるし、さらに階段を時間限定でランナーに開放するサービスもあるんです。
東京タワー内のランステ(ランニングステーション)経由で1時間半〜2時間の階段上り下り走り放題というサービス。僕はトレランをやっていた頃、脚力を鍛えるために、昇り降りを繰り返す。確か一回で16往復位した記憶がある。高さが110m位あるので1,600〜1,700mの昇り降りを一気に行える、超ハードトレーニングになるんです。
これは東京タワーという東京のシンボルという背景下でこのようなトレーニングが行えるという価値に昇華したと言えるだろう。
東京タワー外階段が一般化することで見えるもの
今回のニュースは、コロナ対策というきっかけで、東京タワーのエレベーターの人口密度を減らすために、外階段を登ることが出来るということが一般化していくものとなるのかな?
これにより、東京タワーは自分の足で登れるものと言う認知がされるようになる。
このことで、観光で東京タワーに行って「東京タワーに行ったぁ〜」という人にプラスして
「東京タワーを自分の足で登ったぁ〜」という人が増えてくる。
観光で東京タワーに行くという需要と、東京タワーを自分の足で登れるという需要は異るので、今まで東京タワーに行かなかった人も、外階段登ってみたいという人は確実にいるだろう。
日本は登山する人が多い。ケーブルカーあるのにわざわざ、自分の足で歩いて登る人がたくさんいる。
まとめ
このような感じで、今までの売り方・価値とは違う価値を探すことで新たな需要が生み出されるんだせるなというお話でした。
僕の場合は日本酒に置き換えて考えてみたいと思うのですが、例えば、
- 日本酒の瓶をインテリアに出来ないか?
- 日本酒を植物のように育てるモノに変えられないか?
などを思いついた。もっと掘り下げて考えてみたいと思います。