変化を嫌う人間にはなりたくない【思考の整理】
カンパイSAKELOVERSの運営・お燗酒文化普及人・九星気学鑑定士の石坂晏敬(やすのり)です。
僕が30代から意識し続けてきた「変化」を切り口に
今日のテーマ「変化を嫌う人間にはなりたくない」について、まとめていきたいと思います。
脳は基本「変化」を嫌う
まず、人間の脳の仕組みについてを理解したいと思います。
脳は”基本「変化」を嫌う”
脳は「今の状態」を好み、「新しいこと=変化」を嫌がる
という性質を持っています。
今がいいと思うので、新しいことを避けようとします。
新たに
- ランニングを始める
- 筋トレを始める
- ブログを書き始める
やっていたことをやめる
- 禁煙
- 禁甘いもの
- 禁酒
などなど、これらが続けられない経験をしたことは少なからずあるのではないでしょうか?
これらが続かないのは、今の状態を好み、新しいことを嫌がるという脳の仕組みからなんです。
変化に慣れる身体造り
僕はこの事に30代前半に気づいたため、「変化」になれる身体づくりを心がけてきました。
「変化」に強くなるためにどうしたら良いか?結論からいうと「変化」に慣れる身体にする。
もっというと人は「変化」に慣れます。これは僕の経験値からも言えます。
慣れるために何を行えばいいか?
- 日々新しいことをする
- 新しいことを始めた際に無理な設定をせず、毎日続けられる設定にする
- 面白そう、やりたいという感情が湧いたら素直に従い、行動する
これらを意識して心がけて実践することで慣れます。
僕は十数年、心がけて実践しています。おかげで変化を心がけてから人生が大きくシフトしています。
人間は無意識下の行動が95%
人は日々、バターン化された行動を繰り返しています。1日の行動の95%は無意識下。意識しているのはたったの5%なんですね。
朝起きて、トイレに行って、洗面所で顔洗って、歯を磨いて、お湯を沸かし、体温測り、お茶を入れる。みたいなルーティンの動作は無意識に行っている。
「よし、トイレ行くぞ!」「よし、顔洗うぞ」とかではないですよね。
こういった無意識下の行動が大半を占めている。まあ、この方が脳を使わないので、楽なんです。
だから、まず考えたいのは、新しいことを始めたい時はこの無意識下に行動できる状態に持っていく努力をするということですね。
脳は21日続けたことは「新しいこと」ではなく、「今の状態」となるので、これを意識して、新しいことを無意識下に持っていくことでパターン化出来ます。
一方、放っておくとパターン化された行動だけとなってしまい、変化できなくなる。なので、常に5%の意識の中で「変化」を加えていく努力をすることがとても大事。
「新しいこと」「いつも選ばないこと」を意識的に行っていく。
- 新しい道を選ぶ
- 新しい店に行ってみる
- 新しいお酒を飲んでみる
- 友人の誘いに乗ってみる
- 上司の急な依頼に応えてみる
などこれを意識して実践していくと、変化に強い人間が仕上がります。
推測はキリがない。行動は良くも悪くも結果出る
人は何かを始める時、推測をしながら、行動に移し行く。ただ、この推測に時間を費やすと行動に移せなくなる。これに陥ってしまうことは多いのではないでしょうか?
ここで推測と行動は全く異なるということを理解したいと思います。
推測とは、頭で考えて起こるか起こらないかわからないことに意識を向けること。これは無限にイメージを作り上げられる行為なんです。
一方、行動はやったあとに必ず、良くも悪くも結果が出ます。行動は必ず経験値となりますが、推測は経験値ではない。
なので、推測はほどほどにして、とりあえずやってみて、気づきを得て、修正して進む。
行動することで得た結果から必ず学びがある。そこから気づきが増え、新しい気づきにつながる。
これが変化のスパイラルにつながるんですね。
まとめ
今日は変化を嫌う人間にはなりたくないをまとめてみました。
全体の行動の5%しかない意識を向けられる行動。そこには全力で新しい事=変化に使いたい。
それが僕の経験から得た結論です。 これからも進化のために「変化」への意識をなくさずに進みたいですね。