【サハラ砂漠マラソンへ】宮古島100kmウルトラマラソン参加

サハラ砂漠マラソン前最終レースとして宮古島ウルトラマラソンに参加してきた。

サハラ砂漠マラソンまで3ヶ月をきった。

もう、気づいたらサハラ砂漠まで3ヶ月を切った。

昨年2月に仲間とサハラ砂漠マラソン参加を決めて間もなく、1年となる。

あっという間で物理的な準備はまだまだ。

ただ、身体は怪我もなくそれなりに作れてきているかなと思っている。

今回の宮古島100kmウルトラマラソンはサハラ砂漠前最後のレースとなる。

ここでの目的はとにかく12時間近くを動き続ける精神を鍛える的な感じだ。

19年1月20日 宮古島100kmウルトラマラソン参加

18年の3月〜11月までは月に200-280kmをコンスタントに走り続けていた。

12月に入り、酒蔵での勤務を開始したことで体力的に毎日走ることが難しくなった。

12月はトータル60kmのみ。

1月は年始と成人の日3連休の計6日で142kmを走った。

なかなか中途半場な練習量。

そして、1月の練習では20Kを超えると確実に大腿四頭筋が痛み始める。(少し走り方が昔に戻ってしまったかもしれない)

そんな中の宮古島100kmウルトラマラソン。

▲スタート前5時

▲伊良部大橋での朝日

スタート地点に車は停められる

スタート地点に仲間と共に車で移動。駐車場がいっぱいであったが、警備の方に歩道の上を案内されて駐車。 

朝の4時半。まだ、空は真っ暗である。

5時スタート。最初は仲間と7分前半/kmでゆっくりと話しながらスタート。

エイドの食料はオレンジ・バナナ・メロンパン・雪塩など

エイドは5kmごとに水・アクエリアス・コーラ

10kmごとに飲料に加えてオレンジ・バナナ・メロンパン・雪塩・加工梅干し。

そして、中間地点ともう一箇所でおにぎり・宮古そば・味噌汁・ぜんざいなどが出た。

序盤はペースを抑え、中盤は我慢、最後10kmは加速

今回は序盤は抑えて後半余力があれば、ペースを上げるような流れにすることとした。

最近の脚のくせが早々に大腿四頭筋が痛みだす。

だから、40-50kmで着地するごとに膝上から前太ももがジンジン痛むんだろうなと想定。

その後、いかに黙々と動き続けられるかが今回の最大の課題。

さて、序盤の20kmの伊良部大橋まで序盤のペースでゆっくり脚を進め、焦らず焦らず。

20km越えた頃から身体が温まってきたので、無理しない範囲で速度を上げる

6分30秒/km前後で55kmくらいまで行く。

脚の痛さはやはり、30km過ぎから出始めて、コンスタントに痛みが増す展開となった。

中間地点46kmエイドでは止まる(特に座ったりすると)と脚動かなくなるなぁという痛みとなっていた。

この先は脚をだましだまし進んでいく段階となる。

50-80kmまでは肉体的プラス精神的にも一番きつくなるところ

 

”この動かなくなってきた足腰であと半分も走んなきゃいけないの??”

 

という気持ちになり、辞める理由を探し始めるのがこのタイミング。

まさに想定通り。

ここで耐えれば、サハラ砂漠での耐えのチカラにつながるだろうという思いだけで動き続ける。

実際に天気が悪くなり、風が吹き始め、ジャケットがないと寒いという環境で

精神的にかなりきつい期間であった。

特に75-80kmの平安名崎の灯台岬の往復の強風はとても身に堪えた

80kmを越えてからはアップダウンのきつさが増す

ただ、精神的な苦痛としてあと20kmとなり、カウントダウンの気持ちに切り替え

50kmレースの人(50km地点から50km走の人が走り始めたため)のペースちょうどよい人を見つけ、付いていくようにした。

一歩一歩、脚を進め、残りのkm数を一つずつ減らしていく感じであった。

「あと19。」「あと18。」「あと17。」

といった具合に。

だんだん底力が出てくる感じで90kmを迎えて

あと10km!!!!!

行けるとこまでガンガンペースを上げていこうと心を決めて、

前に一人見つけたらターゲットとして、一気に追いかけ、一気に抜き去る

この繰り返しをラスト10kmはとことん楽しんだ。

ゴールが近づくに連れてテンションが上り、どんどん加速していった。

ラスト10kmで30人近く抜いたのではないか、、、、、

最後は5分32秒/kmという速度でゴール

乳酸が溜まりきっていなかったので走ることが出来た。

足の痛みと脚が上がるかは別であることを知る。

▲ラスト500m時に撮られた。この時はかなり興奮していた。

この大会で得られたのは「痛みの中、動き続けるこころ^^;」

ということで今回の宮古島100kmウルトラマラソンでは

早々に脚が痛くなった中でどう脚を動かすか?

精神的にどう凌いでいくか?

を身をもって経験し、

「痛みがある中、動き続けるこころ」

を手に入れることが出来た。(完全にアホですね)

おそらく、サハラ砂漠マラソンでは重い荷物を背負っていかに動き続けるかというレースだと捉えているので、良い精神的トレーニングとなった。

仲間二人がウルトラマラソン初完走!おめでとう!!

今回は仲間二人がウルトラマラソン初完走。

一人はウルトラチャレンジ2回目!!

一人はウルトラ初チャレンジ!!(過去最長はハセツネ春30km)

そんな二人がこのきついレースで見事に完走を果たすシーンを目の当たりにして

感動させてもらった。

本当におめでとう!!! 

サハラ砂漠もがんばろう!!!!

サハラ砂漠の準備を公開していこう

サハラ砂漠マラソンが近づいてきた。仲間とフライトを決め、

あとはものの準備。 これが相当大変(楽しい?!)

準備品を逐一報告していくことにする。