冬至占とは向こう一年の心構えを問うもの!
冬至占とは?
冬至。
一年で一番日が短い日。
陰が極まる日である。
そして、陽に転じていくタイミングだ。
陰極まって陽に転ずる。
この陽に転じる地雷復から陽気がひとつずつ増し、
陽極まる乾為天までの間の心構えを問うのが
”冬至占”
この冬至占は現時点で自分に必要な心構えに気づかせてくれる。
- これからの一年がどのような時なのか?
- どのような心構えをもって望めばいいのか?
を知ることが出来る。
2020年の冬至占は”沢地萃”上爻
2019年の12月22日に立てた、2020年の冬至占は
”沢地萃”の上爻
芽がいっぺんに出るという卦(人・モノ・信頼が集まる)
2019年の坎為水の第一爻という
海底の底の底にいることを自覚しなさいという暗示をいただき、一年が過ぎました。
ただ、高運期であった六白金星の氣を受けて、直感で行動し、この卦から学んだ謙虚さを心構えとしてこの一年を過ごすことが出来ました。
おかげで大きな変化を得られることが出来、動き出すことが出来ました。
さて、2020年はその流れを受けて出た卦。
”沢地萃”第六爻と出ました。
ざっと読み解くと
- 芽がいっぺんに出るという卦
- 人・モノ・信頼が集まる時
- 商売繁盛・繁栄の時
- 来る者拒まず、去る者は追わず
- 自分にチカラがあると錯覚している
- 大きな犠牲に時間をかける時
上爻は
「孤高のこの位置には人は集まってこない。反省せよ。」
沢地萃をどう捉えていくか?
2020年六白金星は超高運期が続く。これも踏まえた上で、
易の教書からこれからの一年を以下のような心構えで望んでいこうと解釈した。
- この3年で方向づけして積み上げてきたものをしっかりと続ける
- 自分の殻をやぶる意識を持ち、行動。しっかりと殻をやぶる
- 周りの人に悦びを与えることを一時も忘れない
- 今までお世話になった方々への感謝を忘れない(自分のチカラでは無いですよ)
- いつもよりも背伸びをし、大きく、偉い存在の人に積極的に会いに行く。感謝を忘れず
- 人が多く集まるので予期せぬ出来事も増えるので油断しないこと
- 人が集まらないことへしっかりと自分と向き合い、反省し、改善すること
2020年は六白金星の超高運期の流れに乗って積極的に動く
上記の心構えをしっかりと持って
天・地・人の氣の流れに乗ることを強く意識して、確実に行動につなげる。
この1年の活動範囲をめいいっぱい広げて
今後の10年の活動範囲を大きくする事を徹底していく。
止まっている時間はない。
全ての出会いに感謝です。いつもありがとうございます!!
2019年の冬至占は”坎為水”第一爻
そして、今回の冬至占の卦は
”坎為水”の一爻
四大難卦の一つ
四大難卦の一つ。そしてその中でもとりわけ厳しい第一爻。
なかなか厳しい卦をいただいた。
この坎為水の一爻はこんなイメージ。
- 水の底の底にいる状態。
- 光は当たらない。
- 風も感じない。
- 温度も変わらない。
- 流れもない。
そんな中にいる状態。
「えーーー!!!」
そのような卦が出た。
坎為水をどう捉えていくか?
易の教書からと気学の先生からのアドバイスをもとにこれからの一年を以下のような心構えで望んでいこうと解釈した。
- とにかく困難な時。困難さの中で人格が磨かれる。
→困難があった時に逃げない向きあう。そして自分にどのような意味があるのかをしっかりと考えて理解すること。
- 1爻変は水の底の底にいる。引き続き守破離の守に徹してひたすら繰り返す。
- 難義が続くが誠実に行動すれば乗り越えられる。
- 2爻変を目指し、自分が行きたい分野ですでに活躍している人を見出し、アドバイスに忠実に素直になれ。
と捉えることが出来た。
2019年六白金星は超好運気1年目。坎為水の卦とどう合わせて考えるか
2019年六白金星は一生に一度の最強運勢の1年目。(僕は六白金星)
このタイミングでこの卦である。
2019年六白金星はとことん光を浴びて、目立つ。
そして、直感も働き、がんがん前に進めるというタイミング。
しかし、坎為水は誰からも見えない。と言っている。
全く真逆の卦となった。
昨年とは明らかに違う。
この2年間(2017-2018年)の苦しい期間に自分なりに蓄えてきたものを遺憾なく発揮していくタイミング。
だから、あまり頭で考えすぎず、しっかりと直感を研ぎ澄まし、フットワーク軽くどんどんアクションしていく。
そこで水の底の底にいるので困難さにぶつかる。ぶつかることが明確なのでとことん向き合って対処していく。
その際に自分が直感で見つけた人のアドバイスに忠実に従い、アクションを繰り返す。
そこでようやく成長のきっかけが得られる。
「あー大変そうだ。」でも流れに身を任せていこう。
まあ、そのようなことを事前に知らせてもらっていると捉えれば、来たことに
「あっっ、来たな」
と思った上で対処していけばいい。 という感じで捉えた。
これが僕の2019年の指針となる。
さあ、どんなことが起こるのか?楽しみだ。全てを受け入れていこう。
アクションアクションアクション!!!
2018年の冬至占は”雷山小過”第五爻
2018年は冬至占はせずに年が変わる2月4日に問いを立てた。
出た卦は”雷山小過”。
陥入を抜けて、二黒の上に立つ自分にとってはとても受け入れやすい心構えとなった。
コツコツ積み上げて、大地を耕せ。
そのことの記事はこちら→【易】今年1年の心構えは”雷山小過の5爻” 解釈をまとめてみた。