beの肩書きワークショップに参加〜自分のbeの言葉探し〜
池尻大橋にある独立系本屋さんCafuneBooksで開催された「beの肩書きのワークショップ」に参加してきた。
今回はこのワークショップの進め方をどう組み立てるかという点から携わせてもらった。
とても良いワークショップとなったので紹介したい。
beの肩書きという本がきっかけ
僕が独立系本屋巡りをした際に最初に購入した本が”beの肩書き”だ。
本の狙いとしてはいわゆる肩書き(〜〜会社の営業部長の)で自分を語るのではなく、人生を歩んでいく上で常に語れる軸となる肩書きを持とうというものだ。
作者の方の”勉強家”という肩書きは抽象的でピンとこなかったが、小倉ヒラクさんの”発酵デザイナー”などはとてもわかり易い肩書きだなと感じた。
目指すべきはそのような肩書きを手に入れることだろう。
この本はワークショップの進め方も記載されており、複数人数でワークをしながら自分の内側を掘り下げていくことを勧めている。
実際にこのワークショップの前にCafuneBooksのオーナー池野花さんと事前にワークを行ってみた。その上でどの程度時間がかかるのか?これは必要か?到達地点は?などを打ち合わせて今回の流れを構築した。
目的はDoの肩書きの軸となるBeを見つけること
今回のワークでの到達地点はDoの軸となるBeを見つけることとした。
それぞれが持っているDoの肩書き(職業)を明確にしてその役割の使命を言葉にするを今回のゴールとした。
僕の場合のDoの肩書きは九星気学鑑定士✕お父さん✕日本酒プロデューサー✕エンデュランス系チャレンジャーとなる。
本来ならさらに突き詰めて真のbeの肩書きを見つけ1つにしていくことになるのだろうがまずはそれぞれの人生の役割に対するBe(使命)を見つけていく事をゴールと定めた。
まずはDoの肩書きを書き出す
まずはこのようなに用紙の中央の△部分に考えられる肩書きを記入することからスタート。
5つの質問をインタビューする
今回は8人の参加者となったので4名ずつに分かれて一人ずつ以下のインタビューを行い、答えをみんなで聞き、フィードバックを行うという流れで行った。(インタビュー8分+フィードバック2分)
- 自分では当たり前でも、二人以上から「すごいね」と言われたことは?
- こういう瞬間こそが幸せだなぁ、と思うことは?
- 時間が経つのも忘れるくらい、情熱をもって取り組んでいることは?
- なにかに感動した時に、思わずやってしまいそうなことは?
- この人生で、やっておきたいなぁと思うことは?
それぞれが質問に対して直感的に答えていく。こんな事は?あんな事は?と探りを入れながら。
自分で思いを言葉にして答えていく。それを他の3人が聞く。聞いたことをトータルして感じた印象などを伝えていく。
このワークの最後の問いで小説家として本を出したいという方がいた。この方のインタビューの答えから全ての活動は小説を書くためのものとしてつながっている。という気づきを得られていた。
ここで少しでも自分が気づいていない自分に気付けるかがポイントになるだろう。
Doの肩書きそれぞれのBeを書き出す(マウナケア曼荼羅)
インタビュー後に最初に書き出したDoの肩書きの外側のスペースにそのDoの役割のBe(使命)を自分なりに書き出していく。
これらを5分程度で書き出していく
それぞれが発表してフィードバックを得て更に掘り下げる
それぞれが発表していく。そこの発表を聞いて気づいたことをフィードバックし、発表者に気づきを得てもらう。
僕の場合はそれぞれの肩書きがバラパラだと思っていたが、フィードバックの中で
「自分発で良いもの・良いと思うものを広げていくという軸があると感じた」などのフィードバックをいただき、自分では気づいていない点に気づくことが出来た。
皆で書きあうメッセージカードが素敵♡
マウナケア曼荼羅の発表とフィードバック後に一言メッセージを書いて発表者にあげるということを行った。
ここでもフィードバックと同じかそれ以上の気づきを得ることが出来る。みんなが真剣にフィードバックするために聞くということにもつながりとても良い。
僕のここでの気付きは「前向きな人をターゲットにするのは稀だ」「自己全力家」を得たことである。
まとめ
今回は初めての試みでありどうなるのかは分からなかったが、結果としてとてもよいワークショップとなった。参加者さんの満足度も感想を伺った限りとても高かったと感じることが出来た。
このワークは一度で完璧な肩書きが見つかるというものでは無いと思う。数回繰り返して軸を見つけていくという流れが正しいのかなと感じた。 ただ、自分探ししすぎると無限ループにはまるのであくまでも日々動きながらこのようなワークにたまに参加して自己を見つめるというのがいいのではと感じている。
このワークは今後もCafuneBooksさんで続くので興味ある方はぜひ参加してください。僕も引き続き参加していく予定です。