仏教塾5月18日レポート〜生きる意味・信解(自分の思考が一番の敵)

3月の仏教塾に続く2回目の参加となる。今回も深いお話をたくさんいただくことが出来た。自分の世界観が広がったのでメモを残したいと思う。

仏教の進化

仏教の発祥はインドである。インドから中国へ伝わり中国の名だたる学者さんが仏教を取り入れて中国として活かせる仏教へと発展進化させた。

さらにその仏教が日本へと伝わり、日本でもさらに発展進化してきた。

今、日本の仏教が一番成熟しているそうだ。

日本は仏教と儒教で築かれている国である。

インドでは仏教はなくなり、今はヒンズー教の国となる。

生きる意味は分からなくて良い

今の世の中、
「生きている意味がわからない」
「何のために生きているんだ」

などと嘆いている人が後を絶たない。

先生曰く、江戸時代はこんな現状はなかったと。

「人間は生きる意味が分からなくて良い」

「一生をかけて、生きる意味を探っていけばいい。周りの人、世に役立つことを見つけていけばいい」

「それが生きている意味だと」

江戸時代の誰もがこの考えを持っていたが明治時代以降、特に戦後この考えがなくなってしまった。

人間以外は生きている意味を持っている。人間だけ持っていない。

人間は未熟な状態で生まれてくる。だからどんな環境にも適応できる能力持って生まれてきたと言える。

これが意味を持たずに生まれてくる所以。

信解を大事に!自分の思考が一番の敵

この教えはとても響いた。当たり前のようにも聞こえたが、わかっていなかった。

理解したことだけを受け入れていては永遠に成長できない。

自分の頭(現時点での思考)が一番の敵。

どういうことかというと自分の頭で分かる範囲で物事を判断している間は成長は望めないということ。

師弟関係の師に対して「何を学べるんですか?」と聞くことがすでに何も学べないことを表明してしまっているという例。

師にしてみれば「お前に学べることを説明してお前が理解できるならここにいる意味がない」

ということになる。師の領域を肌で感じ、真似し、頭でも考え、体得していく。

まあ、聞いてみれば当たり前だと感じる。

ただ、実際の講座の告知などは「この講座に来ればこんなことが学べます」などがしっかり書いてある。。。。

これでは参加者は大きくは成長できないという深い話であった。

この話の捉え方としては日々自分に起こる出来事・きっかけに対して頭で考える前に直感で感じ取り、とりあえず乗っかってみてその後で頭で考える。

自分が信頼をおける人や物事ならとことん直感を信じ乗っかっていって自分の領域を超えていく。この心がけが成長へのキーとなるのだど理解した。

さらに成長のコツとしては自分の視点で物事を捉えようとせずに師の視点だとどう捉えるのかという意識を常に持つことで視座が上がる。

村山先生ならどう考えるのか?○○さんならどう考えるのか?
という視点で常に捉えてみるくせをつける

令和の時代の心構え。令和26年に向けて

令和の時代はすでにスタートし、流れも大きく変わってきている。

価値観・思想が論じられる時代となる。これからの価値は受け取る側で決まる。

今までは絶対的な大きな価値を理解していればよかった。

個の時代が完全にスタートを切ったのだと解釈をした。

令和26年に九星の天と地の気が甲子を迎える。60年周期の1年目で大きな時代の変化を迎えるタイミング。

そこに向けて自分として出来ることは何か? 日本として何が出来るのか?

近代社会が始まり、世の中が大きく変わってきている。特に日本の変化は凄まじい。

日本はもともと灰の大地。その灰に種をまいてはなかなか育たないということを繰り返しながらようやく何百年もかけて樹木を成長させ、森林を作っていった。

そのような祖先の繰り返しの努力によってこの国が作り上げられてきた。日本のバスポートのチカラなども祖先のチカラの賜物だ。

しかし、近代の日本人は祖先への感謝が極端になくなってしまった。これは由々しき問題。この悪い流れを速く断ち切らねばならない。

何が出来るか?
自分の能力をどこに使うか?ここに真剣に向き合わねばならない。
 ・人を全力でけなすことにも使える
 ・絶対無理と言われる事に頑張っている人をサポートして輝かすために能力を使うことも出来る。

あなたはどう使いますか?

日本人は今立ち上がる時。

まとめ

まだまだ自分自身で受け止めきれない内容も多いですが学びが多いことは間違いないです。九星気学や姓名鑑定などの学びはとても大きいこと。これらを実践して一人でも多くの前を向いている人に届けていき、サポートしていきたいと思う。

次の仏教塾は7月28日(日)