カヌーで2,500kmの移動をした旅人に会う。

カヌーで2,500kmの移動をした旅人に会う。

昨日は再び自分の脳の領域を広げてくれるご縁をいただいた。

 

ご縁をくださったのは昨年から大変お世話になっている株式会社ヒキダシの女将”岡田慶子”さんにお誘いいただき実現しました。

株式会社ヒキダシのサイト

 

岡田さんが毎週運営している”昼スナ”(バーの空いている時間を利用した昼スナック)。

 

「昼スナにカヌーで2,500km移動した人が来るからぜひあってほしい。絶対氣が合うと思うんだよねぇ」

 

とお誘いいただき、お会いすることが出来ました。

 

お会いしたのは光菅修さん

光菅修さん(以後修さん)

 

お会いした時の第一印象は

 

”うわっ、、、旅人、、、、変態感出まくり、、、”

(注意:変態とは僕なりの最大限の賛辞です。)

 

刈り上げロン毛で髪結いてる人で似合っていると思える人に初めて会いました。似合うということを知り、僕も刈り上げるかもしれません。

 

カヌーでミクロネシア連邦からグアムまで2,500km

さて、カヌーで2,500kmのお話ですがヤップ島というミクロネシア連邦の島を起点にパラオ→サイパン→グアムという工程をこのカヌーで69日かけて移動されたそうです。

 

見せていただいた写真は天気がよく、とても爽やかなイメージであったが、実際の所は巨大なうねりが来たり、白波がずっとたっている中をひたすら移動する。

 

など厳しいコンディションが長い。

 

ずっと船酔いの状態が続いていたとのこと、、、、、、、

 

お〜〜〜全くその環境に身をおくことがイメージ出来ない。イメージしたくもない、、、、

▲これが実際に使用したカヌー

このカヌーは僕がイメージしていたパドルを左右交互に入れて漕いでいくというイメージとは異なり、帆で進めていく乗り物であった。17名乗りとのこと。

 

なので完全に”風”が推進力となる。

 

★きっかけはスターナビゲーションという航海術

修さんがこの冒険に興味を持ったきっかけはスターナビゲーションという、星を見ながら方向を見定めていくという航海術をされている方と知り合ったこと。

機材に頼らず、自然環境だけで自分の位置を判断し、方向性を決めていく。

僕としてはそんな事が可能なんだという感覚であった。

 

このような大航海に必要なものは?

このような大航海に必要なものはと修さんにお聞きしたら、

 

「行くという気持ちのみ」

 

とのことであった。

 

実際の航海の術などはその船の主が全て熟知している。だから、そのサポートが出来ればあとは気持ちだけ。とのことでした。

 

そもそもあのうねりの中にずっと身をおくという決意だけでも相当大変なことだと理解できる。

 

僕は伊豆大島から七里ヶ浜までSUPの際の江ノ島から伊豆大島までの船の移動で相当な船酔いとなった。大したうねりでもないのにあの有様なので、太平洋南半球から北半球はの移動など全く想像できない(笑)

 

地平線会議という冒険家が集まるネットワークを知る

修さんから地平線会議という団体があり、そこで毎月冒険家たちが報告会を行っていると教えていただいた。

 

今月8月は24日におこなわれるそうなので参加してみようと思っている。
今回はカナダのマッケンジー川を単独で下ってきた河村安彦さんのお話が聞けるようです。

 

地平線会議サイト
http://www.chiheisen.net/

 

所感

今回も素敵な方との出会いをいただき、もっと色々と飲みながらお話をしてみたいと強く思った。

僕の脳の領域が及んでいないとこにいる方の話だったので僕にとっては全てが新鮮で僕の脳の可能性の領域を広げてくれた。

 

地平線会議で毎月話を聞き始めたらどんな世界に行ってしまうんだろうと少し不安があるがワクワク度の方がはるかに大きい。