【九星気学】あなたの吉方位わかりますか?吉方位の見分ける方法。
【九星気学】あなたの吉方位わかりますか?吉方位の見分ける方法。
九星気学は方位を用いた学問であり、自分が根ざして場所を起点に方位毎に意味が生じてくる。
日々の生活の中における家から出かける方向にも意味がある。
旅行する時に出る方位にも意味がある。
引っ越しをする時に出る方位にも意味がある。
これを深く読み解いていくことは非常に奥深い、学びを深め、実践していく内に意味が少しずつ分かってくると感じている。
このそれぞれの方位に吉と凶の方位が存在する。
前回は凶の方位についてまとめた。その記事についてはこちらです。
【九星気学】あなたの吉方位、凶方位わかりますか?今回は凶方位の見方について〜人生は吉凶悔吝である。
今回は吉方位の見方について説明しよう。
吉方位について
前回の凶方位以外の方位は吉方位か吉凶なし方位のどちらかである。
まずは自分の星(本命、月命)を明確にしよう。
吉方位を見るにあたり、まずは自分の星(本命と月命)を明確にする必要がある。
自分の星の導き方はこちらの記事を参考に明確にして下さい。
【九星気学】あなたの星(本命・月命)わかりますか?本命・月命の出し方について
僕の場合は1976年3月7日生まれなので
本命:六白金星 月命:四緑木星
ということになる。
9つの星は五行(5つの性質)木火土金水に分類され、相性、相剋の関係がある。
▼まずはこの五行の表を見て下さい。
木火土金水という5つの関係性を示しています。
青いラインが相星といい、隣同士相性が良く、矢印の手前の性質がエネルギーを注ぐ関係性。
・木が育つためには水が必要
・火が燃えるには木が必要
・土が出来るには火が必要
・金が出来るにはには土が必要
・水が出来るには金が必要
という関係である。
それに対して赤いラインが相剋といい、隣り合わず、剋す関係性にある。
・木が土の養分を吸い取る
・土が水の流れをせき止める、汚す
・水が火を消す
・火が金を溶かす
・金が木を切り倒す
という関係である。
この関係性から吉方位を導き出す。
吉方位は本命の相性関係にある星
吉方位は自分の本命星と手を繋いでいる星が吉方位となる。ただし、凶方位となる本命殺や月命殺、本命的殺、月命的殺などは吉方位とならない。
最大吉方とは?
最大吉方とは本命星と月命星が共に手を繋いでいる星を最大吉方という。最大吉方は自分の幸せへの近道と言われている。(ひとまず、この”最大吉方”という呼び方を覚えて下さい。)
(※本命と月命が重なる人は以下のように月命を置き換えます。)
1−①→1−⑨
2−②→2−⑥
3−③→3−④
4−④→4−③
5−⑤→(男)5ー⑦ (女)5−⑥
6−⑥→6−②
7−⑦→7−⑧
8−⑧→8−⑦
9−⑨→9−①
胎年加味とは早生まれ2/4〜3/末に生まれた人が考慮すべきこと。
胎年加味とは早生まれの2/4〜3/末に生まれた人が考慮しなければならないこと。
この時期に生まれた人は母親のお腹の中で過ごした期間が前年の星で過ごしてきて、星が切り替わったタイミングで生まれたきた人たちとなる。
そのために本命にプラスして前年の星も本命として捉える必要があると言うもの。
僕の場合は3月7日に生まれ。本命は六白金星なのだが、母親のお腹の中で9ヶ月近くは七赤の年で過ごしてきたために七赤も一部本命と捉える必要がある。
実例を見ていこう
1. 本命:六白金星 月命:四緑木星 (僕の星)
六白金星の相星は土星と水星と自分の星の金星である。
土星は二黒、五黄、八白。水星は一白。金星は六白、七赤となる。
この中で五黄は五黄殺。六白は本命殺。となるために吉方位ではなく、凶方位となる。
さらに僕は3月7日生まれで胎年加味なので七赤も本命殺となる。
吉方位は二黒、八白、一白の3つとなる。
最大吉方は六白と四緑と両方相星関係にある”一白”となる。
▼2018年の年盤の吉方位は以下となる。(方位は下が北となる。)
一白:西北60度
二黒:西30度
八白:東南南30度(東南東は破壊殺のため)
2. 本命:一白水星 月命:三碧木星
一白水星の相星は金星と木星と自分の星の水星である。
金星は六白と七赤。木星は三碧、四緑。水星は一白。
この中で一白は本命殺。三碧は月命殺となるために吉方位でなく、凶方位となる。
よって、吉方位は六白、七赤、四緑の3つとなる。
最大吉方は一白と三碧と両方相星関係にある”四緑”
▼2018年の年盤の吉方位は以下となる。
七赤:東30度
3.本命:二黒土星 月命:二黒土星
二黒土星の相星は火星と金星と自分の星の土星である。
金星は九紫。金星は六白と七赤。土星は二黒、五黄、八白となる。
この中で二黒は本命殺、月命殺。五黄は五黄殺となるので吉方位ではなく、凶方位となる。
よって、吉方位は九紫、六白、七赤、八白の4つとなる。
最大吉方は二黒と六白と両方相星関係にある”七赤”と”八白”となる。
▼2018年の年盤の吉方位は以下となる。
六白:西南60度
4.本命:七赤金星 月命:八白土星
七赤金星の愛星は土星と水星と自分の星の金星である。
土星は二黒、五黄、八白。水星は一白。金星は六白、七赤となる。
この中で五黄は五黄殺。八白は月命殺。七赤は本命殺となるので吉方位ではなく、凶方位となる。
よって、吉方位は二黒、一白、六白の3つとなる。
最大吉方は七赤と八白と両方相星にある”二黒”と”六白”となる。
▼2018年の年盤の吉方位は以下となる。
六白:西南60度
5.本命:九紫火星 月命:四緑木星
九紫火星の相星は木星、土星、自分の星の火星である。
木星は三碧、四緑。土星は二黒、五黄、八白。火星は九紫となる。
この中で四緑は月命殺。五黄は五黄殺。九紫は本命殺となるので吉方位ではなく、凶方位となる。
よって、吉方位は三碧、二黒、八白の3つとなる。
最大吉方は九紫と四緑と両方愛星にある”三碧”となる。
▼2018年の年盤の吉方位は以下となる。
二黒:西30度
三碧:東北60度
八白:東南南30度
まとめ
このように自分の吉方位、凶方位を知っておくことが九星気学を学ぶ上でまず最初に行うことです。この方位を元に吉方取りや日盤吉方という吉を取りに行く行動を起こすことで自分の人生の軌道を整えていきます。運気を上げていきます。
今度は、吉方取りと日盤吉方についてお伝えしていきます。