糸島市は市街化調整区域が多いので商売が始めにくい。非線引き地域が狙い目か?

糸島市は市街化調整区域が多いので商売が始めにくい。非線引き地域が狙い目か?

糸島市は市街化調整区域が多い。

糸島市は市街化調整区域が多い。
糸島市は志摩地区、前原地区、二丈地区が合わさって出来ている。

 

志摩地区は糸島半島で玄界灘の海沿いと山と田畑が多く持つ
自然豊かな地域である。

 

前原地区は筑肥線沿いの商業、住宅地から南側の山までの地域で
最も人が多く住んでいる地域である。

二丈地区は糸島市の西側に位置し、
海と筑肥線の沿線が近く、広大な田畑が広がる自然豊かで
深江などは住宅があり、住みやすい地域。

 

このように大きく3つの地域に分かれている。
共通して言えることは自然が多く豊かな地域であり、
その自然をしっかり残そういう方針が今も残っている地である。

 

その自然をしっかり残すための一つの手段として用いられているのが
市街化調整区域というものである。

 

市街化調整区域とは何か?

 

市街化区域と市街化調整区域と非線引き地域とある。

この中の市街化調整区域とは
新しい建物を建ててはいけない
今まで行っていた商売以外の事を始めてはいけない。など

 

簡単に言うとこのようなしばりがある。
なのでこの土地に住みたいと思っても家が建っていない土地の場合は
家を建てることは出来ない。すなわち、そこに住むことは出来ない。

 

また、例えば糸島で宿泊所をやりたいといった場合に
市街化調整区域で行う場合には元々宿をやっていた建物があった場所でないと
その場で宿泊所を始めることは出来ない。(飲食店も同じである。)

この市街化調整区域が多いのが志摩地区である。

 

この市街化調整区域が多い地区が志摩地区である。
すなわち、新しく家をたてることが難しい。
新しく商売を始めることが難しい地区である。

 

非線引き地域とは?

非線地域とは市街化区域でも市街化調整区域でも無い区域。
これだけではまだ意味がわからない。

どう解釈すればよいのか?

簡単に言うと”何をしても良い区域”となる。

まだ、自治体として力を入れなくても大事に至らない
という判断があり、特に制限が無い。

 

だから制限が無い地域なので
建ぺい率、容積率やその地域ごとのルールはあるにせよ
基本的にその範囲内なら何を建てても良い。

 

商売も始められる地域である。

なので何か始めるにはとても良い地域と言える。
しかし、注意すべき点が一点ある。

 

それは自治体が非線引き地域では秩序が守れないと判断したあと、
非線地域を市街化区域と市街化調整区域に分けることになるが
その際にどちらになるか?

また市街化区域の場合はその中の何に当たるかで
その土地の価値が大きく変わると言えるので
非線引き地域を購入する際には

今後の計画などないかを自治体に確認するのが無難だろう。

 

実は糸島市で気に入った物件が出てきたので
不動産屋さんとやり取りをしていたら

「市街化調整区域に変わったので周りに家が建たなくなったので安心です。」
というコメントが出てきた。

 

気になったので細かく聞いていくと
以前は非線引き地域であったが、市街化調整区域となった。
という話であった。

 

周りに家が建たなくなったというと聞こえがいいが

市街化調整区域となってしまったので
その土地の余っている部分に新しい建物が建てられなくなる
というデメリットも発生するわけである。

不動産の価値としては
収益性が高くできなくなるために下がる可能性が高い。

 

まとめ

という事で一概に非線引き地域なら何でもいいとは言えないが
この視点を持ちながら引き続き物件を探していくことにしたい。

 

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