サハラ砂漠マラソン模擬レース。浜マラソンin山武さんむ・九十九里 30km参加

サハラ砂漠マラソン事務局の国境なきランナーズ主催

今回、私がこの浜マラソンに出たきっかけは

ラン仲間でそろそろサハラ砂漠マラソン出ますか?

という話が浮上していたがなかなか話が進まずにしている時に知った大会です。

では、とりあえず出てみましょうということでエントリーしたのが

きっかけです。

みんな当然30kmをエントリーすると思いきや

10km3名 20km1名 30km私、、、、

ということでサハラ砂漠マラソン予行練習という位置付けでエントリーをした。

参加規則レギュレーションが厳しい

参加日の2週間くらい前にはがきが届く。

はがきには当日の参加規則をネットでしっかりと確認するように、

そして、当日このはがきと身分証明書を持ってくるように。

それがない場合は失格となります。

他の大会ははがき忘れても身分証明書などで何とかなる事も

多いと思うのですが、”失格”としっかりと明記されていた。

その他レギュレーションとしては

<30km>

水1.0リットル以上と1,000kcal以上の食料をもつこと

<20km>

水0.5リットル以上と300kcal以上の食料をもつこと

当然、手で持つのは困難なためにザックを背負うこととなる。

今回はあくまでもサハラ砂漠マラソンの練習という目的なので

いかに軽量にするかというよりも荷物を持てるだけ持って

走るほうがサハラ砂漠本番に状況が近づくという事もあり、

あまり軽量化は意識しなかった。

水は1.5リットルめいいっぱい入れて、食料も重みのある

羊羹や団子にした。

砂浜の状況

コースは周回の中継地点付近以外は

波打ち際を走ることが出来る。

この波打ち際は砂に水分が含まれていて

砂が固まり、足が沈み込む事が殆ど無い。

 

それに対して中継付近は海から離れているために

砂はしっかりと渇き、柔らかいため

足を着地させるごとに砂に沈んでいくので

なかなか身体を前へ進めるのが難しい。

中継付近をスタートも入れて7回通ることになる。

20km通過まではこの柔らかい砂もつま先で細かいステップで進めば特段の問題は無かったが、

20km以降の最後の2回はふんばりがきかず、

それはそれは走りにくいと感じました。

とはいえ、全体を通してはいつもとさほど変わらない感覚で走れてしまったので

かなりの想定外でした。

天候は日差し強く、気温は適温。風心地よし。

今回は晴天で日差しが強く、気温は25度位で適温。

そして、心地良い風が海側から吹くという状況。

汗がじと〜とすることはなく、

汗を全くかいてないかのように汗をかく感じ。

知らぬ間に体内の水分が取られていく感じですね。

今回は気候的に危険だなと感じたので

多めの水(1.5リットル)を背負い参戦しました。

感覚的にはとても快適なのでガンガン走り込んで行くことが出来た。

サハラ砂漠マラソンの予行練習になるのかの考察

サハラ砂漠マラソン経験者に事前に確認をした所、

「正直、砂が全く異なるので全く別物と考えるべし。

ただ、足を取られるところを走ることや

砂が靴の中に入ってくる経験などは出来るので

この機会にしたほうが良いのでは。

逆に言うとその程度の位置付け。」

というアドバイスをいただいていた。

想定としてはかなり足を取られて走りづらい中

30kmを走ることを想定したが

固まった砂で思いの外走りやすかったこと

灼熱というほどの暑さでもなく、

砂も靴の中にほとんど入ってこなかった。

などからサハラ砂漠マラソンの予行練習にはならないな

というのが感想です。

まとめ

予行練習にはならないと思ったが、

30km走るだけで股関節回りと腰回りと背筋の異常なまでの筋肉痛

という観点では、意味があったと捉えられる。

砂浜でもアスファルトとはまるで異なるので

身体の適応力を身につけるという観点ではいい練習になったと感じた。