H.A.BookStore & Readin’ Writin’ & 双子のライオン堂 & Bookshop Traveller 独立系本屋巡り

今回は19年2月に独立系本屋”CafuneBooks”を立ち上げる池野花さんの案内で
都内の独立系本屋4件を訪ねてきた。

僕としては初めての体験で想像以上に楽しい空間であったし、新たな可能性を感じた経験となったのでシェアしたいと思う。

独立系本屋とは?

独立系本屋とはAmazonや大型書店とは異なり、個人や小規模の本屋さん。

大型店にはあまり置いていない店主のこだわりの本を取り揃えたり

独特の居心地やイベントスペースなどを併設している本屋さん。

独立系本屋にある可能性

今回訪ねた独立系本屋さんは

  • H.A.BookStore 蔵前駅
  • Readin’ Writin’ BOOK STORE 田原町駅
  • 双子のライオン堂 赤坂駅
  • Bookshop Traveller 下北沢駅

の4軒。

どの本屋さんも個性的で惹かれる本の割合が多かった。

それぞれの店主さんが本を揃えるため、

全く異なる品揃えとなる。

棚ごとに共通する本が集積されていて、

興味あるものが見つかると次から次へと興味ある本が現れる感じ。

さらに殆ど見たことがない本なので楽しくないわけがない。

そして、イベントスペースを設けているとこも多く、

読書会や便教会などを開催している様子であった。

今回、店主さんが集めた本という世界観

店主さんに聞けば、なんでも情報が手に入るのではないか?

という感覚となった。

そのような雰囲気を醸し出せれば、

その専門領域に関して興味ある人、尖った人などが

集まってくるようになるのでは思えた

逆に言うとなんかの専門分野で優秀な人を集めたいとなった時

その専門分野の関連する本を徹底的に集積して

その分野に関してはこの本屋にくればという世界観を作ることができ、

その専門分野の著名人にはアクセスがしやすくなる。

そして、その分野に興味ある人を集客できるようになり、

一つの秘密基地的な存在になれる。

そんなことを妄想していました。

独立系本屋のコミュニティーにとても可能性を感じた。

H.A.BookStore 蔵前駅

1軒目はH.A.BookStore。蔵前駅から徒歩数分。

▲改という行列ラーメン屋の4階

▲ここからあがります

▲あがります

▲入口前から本が

▲こんなスペース

▲最初の平積み(ここからBeの肩書きと発酵教室と購入)

▲こんな感じでコーヒーや発酵系の本が集まっているコーナー

▲ブックカバーやトートバックなども販売

▲シンプルな紙袋に入れてくれました。

▲ここで買った本

僕の興味のある本が多く、とても見やすい本屋さんでした。

営業日:土・日 12:00〜17:00

地図は

Readin’ Writin’ BOOK STORE 田原町駅

田原町駅から徒歩2分のReadin’ Writin’ BOOK STORE

▲えんじ色の素敵な入り口

▲入り口の平積みは左右社という出版社さんのコーナー

▲「Red」というヒトラーのデザイン性について書かれていた本にとても興味を持った。

▲店長さん。ここではビールなどの飲み物が買えてゆっくり出来ます。

▲絵本もとても充実

▲店内

▲大きな絵が飾られている。昔の浅草界隈の絵。

▲中二階は休憩スペースor イベントスペース

▲二階から見た店内

▲二階から見た店内

▲興味深い本が多かった

▲お買い上げ素敵な”Re”のデザイン

▲素敵なしおりもついてた

▲ここで買った本

天井が高く、開放感があり居心地の良いお店でした。

今後訪ねたときはビール買ってゆっくりしたいなぁ。

営業日:月曜定休 火〜日 12:00〜18:00

地図は

双子のライオン堂 赤坂駅

赤坂駅徒歩2分。雪がシンシンと降る中到着。

▲素敵なブルーの扉

▲可愛い看板

▲ここは靴を脱いで店内へ

▲かなりの本の量で客が増えるとすれ違うのが大変

▲作家さんが薦める本のコーナーが特徴的であった。

▲一番目に止まった本。

▲営業時間は水・木・金・土の15〜21時

▲ここで買った本

奥には広いギャラリーがあり、勉強会なども行っている。

本が多くて少し見づらい部分もあったが個性的な本が多く、飽きないお店。

営業日:水・木・金・土 15:00〜21:00

地図

Bookshop Traveller 下北沢駅

下北沢駅西口から徒歩2分。ライターさんが開いているお店。

ここは本を代行販売している本屋さんという特殊な形態。

▲入り口から奥まった場所にあるので”本”マークを目印に。

▲本

▲奥に行くと入口が

▲入り口〜

▲店舗を持っていない方が販売する本

▲店舗を持っている本屋さんの本を販売

▲店主の和氣さん。とてもお話が面白いお兄さん

▲ここで買った本

入り口側のスペースを撮るの忘れてしまいましたが10人以上が着席でき、

音響設備もジャズがとても良い音で流れるスピーカーなども完備。

そして、色々な方が選んだ本が並んでいるという発想が面白い。

各店主から棚代として月々3,000〜5,000円をいただく仕組み。

ビジネスモデルとしてもとても面白いと感じた。

まとめ

想像以上に面白い体験でした。

Amazonが勢力を増す中、このような独立系本屋さんが

独自の価値を確立して戦っていく姿はとても楽しみですし、

応援したい。

そして、本の専門家のチカラを得ながら、

何か一緒に取り組めたら楽しそうだ。

という思いにさせてもらえた。とても満足です。