“Altra Paradigm”と”Newton Kona”お世話になったランニングシューズお別れの儀

“Altra Paradigm”と”Newton Kona”お世話になったランニングシューズお別れの儀

今回、長年お世話になったランニングシューズを捨てる事になった。

お世話になった二足

その二足は

・Altra Paradigm

 

・Newton Kona

使用期間

Altra Paradigmは2015年の8月から2016年10月の四万十川ウルトラマラソンまで

Newton Konaは2017年5月〜2018年7月

どんな状態になったか?

Altra Paradigm の状態

底が厚いブランドなのでまだまだ使えそうな勢いがありますが、元々表に出ていた赤色の摩擦力の高い部分はほとんど擦れてなくなってしまっている。

▲表。なかなかきれいに使ったのでは、、、、

▲かかとのスポンジがなくなっている。こうなるとフィット感が悪くなり、実際に足が靴の中でずれる。

▲ソール全体。消耗が激しい

▲前足部の外側の摩耗が激しい。

▲かかとの外側の摩耗も激しい。かかと設置も多かったことを伺わせる。

・Newton Konaの状態

Newtonの特徴であるミッドフット。ミッドフットの部分に衝撃吸収の材料が使われている。
その部分の消耗が激しい。


▲表。かなりくたびれている。

▲インソールとかかとの消耗

▲特にかかとのスポンジの消耗がはげしくすり減っている。

▲ソール全体。つるつるだ。

▲かかとの広い範囲で消耗。

▲肝のミッドソール部分も全部がかなりすり減ってしまっている。この減り方からかかと着地ではなく、前足部から着地できていることがわかる。

▲上から見たミッドソール。

靴の特徴

Altra Paradigmの特徴

・底がとても厚い。

・Zero Dropと名がつく。つま先と踵の高低差がゼロ。

・ミッドフット着地でクッション性高い。

Newton Konaの特徴

・ミッドフット着地で設計された靴。

実際の履き心地はどうであったか?

Altra Paradigmの履き心地

底が厚いのは走っていて当然感じる。足が守られている感じがする。
それと同時に前へガンガン進むというのはなかなか難しいと感じた。

厚底でゼロフラットはゼロフラットの本来の特徴が出し切れるのか?
という点に関しては

僕はNO。

このAltraを履いた後にルナサンダルを愛用しているが、ルナサンダルはゼロフラットでミッドフット着地と脚全体で衝撃吸収を体感できるが、Altra Paradigmの時はそれがあまり感じられなかった。

おそらく、底が厚いという事で守られている感があり、身体で防ごうという意識が働かない。

良いと思って使っていたが、最終的に四万十川ウルトラマラソンで足首を痛める結果となった。

Newton Konaの履き心地

Newton 自体がミッドフット着地を推奨しているブランドで、仕様もミッドフット着地の仕様となっている。

 

ソールは硬いと感じる。実際の着地地点で沈み込む感じはほぼしない。
実際にミッドフット部のソールの素材は硬い。

 

そして、ソールの厚さもそれほどない。
この構造通りの感触が脚に伝わってくる感覚である。

 

ミッドフットで着地してしっかり踏み込んでいける感覚を得られる。

お別れの儀

この2足にはなんだかんだと色々な旅に付き合ってもらいました。別れるのは寂しいですが、感謝を込めてお別れです。

現在の靴

Newtonの新たな靴とルナサンダルの併用である。