ゆっくり、いそげ〜カフェからはじめる人を手段化しない経済〜 影山知明著 【書評②】 不特定多数でもない、特定少数でもない ”特定多数”をターゲットにすべき。

ゆっくり、いそげ〜カフェからはじめる人を手段化しない経済〜 影山知明著 【書評②】 不特定多数でもない、特定少数でもない ”特定多数”をターゲットにすべき。

「ゆっくり、いそげ〜カフェからはじめる人を手段化しない経済〜」からとても参考となった点をまとめていく。

今回は

”不特定多数でもない、特定少数でもない ”特定多数”をターゲットにすべき。”

である。

”一般に、不特定多数の、顔の見えない参加者を想定した市場では、複雑な価値の交換は成り立ちにくい。

それが「多くの人に、普遍的に認められる価値」である必要があるからだ。

結果、「お金」「金銭的価値」への収斂が進む。同じモノなら安ければ安いほどいいという具合だ。

 ところがこれが、「私」と「あなた」のような顔の見える関係となれば必ずしもそうではなくなってくる。

他の人がなんと言おうと、それが世の中一般に受け入れられている価値ではなかったとしても、「私」がそこに価値を認めるのであれば、「あなた」との間で交換が成り立つ。

「特定少数」ではダメということだ。内輪な関係だけでは経済・経営は成り立たない。だから、「不特定多数」でもなく「特定少数」でもなく、「特定多数」。”

非常によくわかりシックリきた。

商売を始めるに当たり、お客さんの捉え方を決めておくことが重要だと説かれている。

”不特定多数”をお客さんと捉えて商売を行なっていこうとした場合、顔が見えないお客さんを360度全包囲網でターゲットとして行った場合、

万人に受け、

万人が求めやすい、

万人が理解しやすいモノを

考え出さなければならない。

そうなると必然的に安く、手に取りやすくという発想に集約していくだろう。

また、”特定少数”

身近な知り合いや友達だけの内輪だけを対象にするとはじめは成り立つかもしれないがその後が続かなくなる。

必然的に自分が自分たちが知っているゾーンの外へ広げていく必要がある。内輪だけで盛り上がりすぎると他の人が入りにくいなどもある。

その間である

”特定多数”

顔を合わせて「あなた」にとって大事なことは?と意識しながら商売ができたら、さぞ気持ちがいいし、「あなた」に満足してもらえる確率が数段上がる。

「あなた」満足してもらえたら「私」も満足度が上がる

この状態がある中でしっかりと会社、お店がしっかりと回る利益を生み出していれば申し分ない。

この流れが理想的だ。

顔がわかるお客さんの数を増やす。

”特定多数”のお客さんのために社員一丸となって試行錯誤する。

この点、商売を始めるにあたり、曖昧にしてはいけない重要な要素となる。意識していこう。

まとめ

どんな商売をするかによってこの捉え方は変わっていくと思うが、個人で起業するレベルならば、明らかに顔が見えるお客さんをどれだけ増やせるか?

そのイメージしたお客さんのために出来ることを全力でおこなう。この層に響くことを集中砲火させる。

顔が見えるお客さんには無碍なことは出来ないだろう。