糸島 志摩サンセットロードマラニック53kmはウルトラマラソンへのステップレース。2018年も無事終了!!

糸島 志摩サンセットロードマラニック53kmはウルトラマラソンへのステップレース。2018年も無事終了!!

 

2018年5月6日。糸島市の糸島半島の海岸沿いを中心に山を3度登る気持の良いコースを走る志摩サンセットロードマラニックが開催された。

 

僕は今回スタッフとして参加することとなった。今回はスタッフとして走らせていただくことにもなったので参加者側運営側両方の視点を味わうことが出来る貴重な体験となった。

前日は距離表示板の設置、分岐の道案内表示、エイド食料美品の準備を実施。

前日は地元糸島の運営中心の方々が僕を含み7名集まり、準備を行った。

行った準備は以下となる。
距離表示5kmごととその他看板の設置

分岐点の案内表示(ライン引き)

牧のうどんへのおにぎりのオーダー

エイド用の食べ物、飲み物の用意と仕分け

が前日行う主な作業である。

▼看板はこちら。これを師弟の場所に打ち込んでいく。

僕はエイド用の食べ物を他の先輩スタッフさんと共に買い出しに行った。梅干し、天然塩、黒糖など添加物なくエネルギーとミネラルのある食材を中心に用意していった。

 

その後購入しておいたドリンクなどと共に各エイドごとに振り分けをおこない、エイド担当者の車に配備した。

 

▼200人分のエイドの飲料と食料

▼各トラックに荷物を振り分けて

当日は駐車場の誘導係から始まる

▼僕の朝イチの役目は駐車場の誘導!

当日の朝は朝6時30分に会場に集まり、それぞれの役割場所につく。僕は駐車場の入り口に立ち、選手の方々を駐車場へと誘導した。その際、奥から停めて行って下さいと案内すると皆さん奥から停めていっていただき、とてもスムーズに駐車作業が行えた。

参加者の皆さんのご協力に感謝です。

大会中は最終ランナーと関門ランナーを担当した。

▼スタート直前

 

最終ランナーの任をいただいた二人の内、1人は一番最後のランナーの後方を走るお役目。

もう1人は40km地点を5時間で通過した人のみ53kmを完走できるという関門があり、その関門を5時間で走る関門ランナーの役割があった。

今回、一緒スタッフランナーを行った方はすでに何度かランナー役を勤めたことが在る方でどちらの役が良いかという選択権を僕に与えてくれた。

何を隠そう僕は昨年、この志摩サンセットロードマラニックを53km走りきれなかったという苦い思い出があり、当然一度はしっかり完走しておきたいと思っていた。

その理由から関門ランナーを買って出ることにし、了承いただいた。

 

▼はじめの絶景シーン 二見ヶ浦

 

10kmまでは共に最終ランナーを勤め、10km以降関門時間に合わせペースを上げていくことにした。

40km5時間なので、10km当たり1時間15分のペースで行けば良い。ざっくり7分30秒/kmのペースとなる。はじめの10kmは少しそのペースを下回っていたので10km以降は取り戻すためにペースを上げた。

▼海岸沿いの道 ロンドンバス。

▼海岸沿いの道 弊の浜〜芥屋。(土砂降りで携帯のレンズが濡れてしまった)

▼海沿いの道

関門ランナー中は多くのランナーと話しが出来、刺激しつつ、刺激を多くいただいた。

ペースを上げて行くと参加ランナーの姿が見えてくる。特に山登りの坂では多くの方に追いついた。

▼こんな感じでランナーさんが見えてくる。

追いついて抜く際には挨拶をして「僕は関門ランナーです。40kmの野北地点を5時間で走るペースランナーです。53kmを完走されたい方は僕を目安に走って下さ〜い!!」

とお声がけして会話しながら、一緒に走らせていただいた。

 

僕は登りも下りも一定で走ることを心がけていたので登りで抜いて下りで抜かれるというケースも多かった。

 

関門時間付近で走られていたランナーさんはフルマラソンをよく走るがそれ以上の距離は初めてという方がとても多かった。僕が話しかけさせていただいたランナーさんは特に多かった。

 

・フルマラソン以上の距離なので慎重に進んでいる。
・アップダウンがキツイので慎重に進んでいる。
などが多かった。

 

印象としてみんな一定のペースで走ることが得意というかうまいなあと感じた。

 

序盤の10-20kmで一緒になったランナーさんは僕がまだペースを作りきれてない段階で一緒にペースを作ってくれ、かつ色々と話をしながら進むことが出来たのでとても楽しいひとときだった。

▼ペース作ることが出来ました。ありがとうございます。

僕と出会った後にペースを立て直し、関門時間を突破して完走を果たしたランナーさんも数名いらしてたのでとても嬉しく、楽しい時間であった。

雨の中のエイド。とても元気になるエイド。

今回はあいにくの雨。それも結構な雨。ランナーはもちろん大変なのだが、それ以上にエイドステーションで食料、飲料とエールを送ってくれるスタッフの方々が長時間大変だったと思う。

 

そんな大変な環境の中、どのエイドステーションのスタッフの全ての方がとても笑顔で応援してくれるシーンを見て感動した。

 

食料も飲料も十分で、ランナーのひとりひとりにお声がけしてくれてコミュニケーション取られていてみんな元気になったことと思う。

 

▼エイドのスタッフさん

▼もういっちょスタッフさん

 

どこも素敵なエイドステーションでした。
スタッフのみなさんありがとうございました。

ウルトラマラソンへの前哨戦にちょうどよい。

今回、関門ランナーをやらせていただき感じたことの一つにこの志摩サンセットロードマラニックはウルトラマラソンへの前哨戦としてちょうどよい大会ではないかという事である。

理由は
1つ目はフルマラソンからプラス10kmと程よい距離であるという点
フルマラソン以上が初めての人にはちょうどよい距離だろう

2つ目はアップダウンがあり、景色が目まぐるしく変わる。(しかも景色がめちゃキレイ)景色を楽しめる分心にゆとりが持てる。

3つ目は40km5時間の設定時間がちょうどよい。100kmの制限時間がだいたい13-14時間なので40kmを5時間で通過しておくというのは程よいタイム設定と感じた。

感想:とても素敵な大会。

手作り感たっぷりであるがとても丁寧に作られているので、リラックスして走れる大会ではないかなと感じた。

この大会はタイムを計っていない。速さを競うというのではなく、53kmいうそれなりの距離を糸島の景色を楽しみながら、自分の脚でしっかりと走り切るというのが主催者が考えているコンセプトである。

それは走ってみるとそのコンセプトが良く伝わってくる。

タイムを狙う大会ならば、もっと走りやすいコース設定などが求められるだろう。

 

また、参加者の方で多かったのがランニングクラブの方々ででている方、そしてランニングクラブの参加していない方が私設エイドという形でサポートされていた。

私設エイドでの仲間への応援しているシーンなどはとてもうらやましい場面であった。福岡はランニングクラブが多く、色々な大会にクラブメンバーで参加するなどを積極的に行っているようでクラブとして機能しているなぁと感じた。

 

何名かに福岡のランニングクラブに誘っていただいたのでぜひ参加してみたいと思えたので参加してみることにする。

 

▼私設エイド盛り上がっていました。

▼こちらも私設エイド。

 

▼そして、みね子ハグ♥エイド

今回は関門ランナーさせていただき、無事完走でき、かつ多くのランナーさんとコミュニケーション取りながら走ることが出来、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 

ゴール後に途中でお会いしたランナーさん数名から
「今回は53km完走できなかったけど来年リベンジして53km完走します。」とお声がけいただき、純粋にうれしく、僕もまたスタッフとして走りたいと思いました。

 

運営面でも参加させていただきましたがボランティアでここまでしっかりと作り上げられていることに驚きました。来期はもっと役立てるように入り込んでいきたいと思います。