伝統野菜(江戸東京野菜と会津伝統野菜)を食す会に参加【念願】!!!

伝統野菜(江戸東京野菜と会津伝統野菜)を食す会に参加【念願】!!!

きっかけは今回の主催者である福田智子さん(福ちゃん)から伝統野菜の存在を教えてもらったことです。

私は福ちゃんからこの伝統野菜の話を聞くまでは、食べるものにかなり注意を払っていたものの、野菜そのものを全く理解していない事に愕然とした事を今でも覚えています。

世の中の殆どの野菜は品種改良された種でF1種と言う。種を植えて収穫しておしまい。

それに対して伝統野菜は野菜を収穫した後、一部を種を収穫するためにとって置いたものから種を取り、翌年以降にその種を蒔く。

これすら知らなかったわけで。

さらには伝統野菜がどんどん途絶えていっているという話も聞いていた。

自分の食生活に伝統野菜を取り入れたいことはもちろん。

伝統野菜が途絶えているのを止めないとまずいのではという思いもわいた。

江戸東京野菜福島さんの話に引き込まれる

今回はゲストして株式会社小城プロデュース談表取締役であり、

NPO法人 江戸東京野菜コンシェルジュ協会理事、

そして、多摩、八王子江戸東京野菜研究会代表である

”福島秀史”さんが江戸東京野菜の魅力について語ってくださいました。

福島さんについて、小城プロデュースについて

元々は広告代理店で激務の日々を送っていた福島さん

ある日、食べているものについて何も知らないな。

そもそもどのように出来ているかもわかっていない。

そんな気づきがきっかけで野菜に目を向けたそうです。

その後、元JAの方に江戸東京野菜の事を教えてもらい、

伝統野菜、固定種が存在を知り、伝統野菜そのものの価値、魅力に気づき、

そして、この固定種が細々と受け継がれながら途絶えてしまっている事実を知り、

野菜への意識が一気に高まったそうです。

その思いから広告代理店を辞めて、

農業、食関連に特化した商品広告の会社

”株式会社小城プロデュース”を立ち上げた。

商品広告だけではなく、自分たちでも野菜を作る事も始められています。

そして、江戸東京野菜を中心とした伝統野菜の普及活動を

精力的に行われている。

F1種と固定種の違い

今回の江戸東京野菜はいわゆる伝統野菜と呼ばれる種は”固定種”の野菜。

それに対して、今一般的にスーパーなどで販売されている野菜はほぼ全て

F1種と呼ばれる種から出来た野菜である。

F1種とは異なる親をかけ合わせて、いいとこ取りした種である。

日々、研究が繰り返されて、生産・販売に都合の良い配合が研究されて生み出されたものである。

さらにこのF1種の特徴として出来上がる野菜の形が均一で安定している。

よって、生産者は生産しやすい、出来上がったものも形が均一なので販売がし易いため

売上も確保できる。といいづくしだ。

ここで勘違いしてはならないのは決して遺伝子組換えなどではなく、育種技術と呼ばれるものであるということ。この点はしっかりと認識しておく必要がある。

それに対して固定種から生まれる伝統野菜。

それぞれの地域の風土で育ってきた野菜。

その野菜がそのまま生み出す種を植えて育て収穫し、種も収穫。

これを繰り返してきたものが固定種の伝統野菜である。

固定種から生まれた伝統野菜は

均一に整って出来るF1種とは異なり、

固定種は生まれてくる実(野菜)の形がまちまち。

この形がまちまちという点が農産物を生業にしている農家さんにとっては厄介となる。

農産物を仕入れてもらう段階で異型の作物はハネられてしまう。

これは異型のものが店頭で消費者が購入しないために店頭に出す前に仕入れないという流れになってしまっている。

そのため、伝統野菜を扱うよりF1種を扱ったほうが生産者としては扱いやすく、

効率が良いということになる。

伝統野菜は野菜に出来る種をそのまま種として次の野菜に繋いでいく。

この種に関しては人の手は介在しない。

野菜そのものが末永く生き延びていくために独自に進化して今に至っている。

野菜そのものが遺伝していく中で進化してきているのでとても強い。

数値的なことはわかりませんが

生命力がしっかりと宿った野菜が伝統野菜なのだと理解している。

農家さんの立場に立つとF1種を栽培したほうが圧倒的に効率的であることは明確なことである。

しかし、そんな状況でも伝統野菜を作り続けてきている農家さんが全国に存在する。

中にはF1種の存在を知らずに受け継いできたものをそのまま生産されている農家さんもいらっしゃるようです。

ただ、この状態を放っておくと伝統野菜の種は途絶えていきます。

現に今も毎年、伝統野菜の種がどこかで途絶えていっているそうです。

この福島さんを始め、東京都のJAはこの点にも注目をして

”江戸東京野菜”という定義を設けて伝統野菜をブランディングしてきている。

この取組はとても素敵な取り組みだと感じざるを得ない。

現在、江戸東京野菜として登録されている伝統野菜は42種類。

ただ、まだ眠っている伝統野菜が東京にも存在するようです。

今回の福島さんのお話の中で

”川口エンドウ”は生産者が一人で黙々と生産続けてきたがそろそろ辞めようかなと思っていた時に周りが”川口エンドウ”の存在に気づき、江戸東京野菜に登録を促し、登録されて

今では生産者が7名にまで広がったそうです。

この”川口エンドウ”のような存在の伝統野菜が全国にまだまだ存在するようです。

伝統野菜を丸かじりで味が深い

今回用意された伝統野菜のラインナップはなんと

”7種類”

・寺島ナス(江戸東京野菜)

・余蒔キュウリ(会津伝統野菜)

・黒田五寸にんじん

・泉州黃玉ねぎ

・麗華トマト

・白首夏だいこん

・エゴマ

これをお土産でいただくと共に

この会で様々な形で味わう事が出来た。

黒田五寸にんじんと余蒔キュウリを生でかぶりついた。

まず、運ばれてきたこのにんじんとキュウリの

なんとも言えない香りが部屋中に漂った。

「えっっ野菜ってこんなに香りするんだっけ?」

という素朴な思いが湧き上がった。

それらを近くに寄せるとフワーと香りが一気に増す。

正直全く味わったことがない感覚だった。

この段階で

「伝統野菜。恐るべし。すげぇなぁ。」

という思い。

実際に食してみるとにんじんはただ、甘いだけでなく

それだけで十分に美味しいといえる”味”を持っていると感じた。

キュウリはいわゆる日々食しているものとは

一線を画す、全く違うものでした。

スゴイしっかりと味わいがあり、歯ごたえもしっかりあります。

味噌などを付けて食べるとキュウリの味がより引き立ちました。

ナスも生で是非食べてみてという事で

食べてみましたがこれがこれが美味しかった。

食感は固くしっかりしている。

味ははじめに苦味がしてその後に独特の甘みが口の中に広がる。

十分にそのまま食べても味わえる味だった。

伝統野菜は味が深いので簡単な調理で

めんつゆに付けて一晩冷蔵庫にいれただけ。

とても柔らかく、玉ねぎの甘味が吹き出していました。

器もステキ♡

こんなに美味しい天ぷら食べたことがないという位の

野菜の香りがどわっとでてきました。

そもそもキュウリの炒めモノって食べた記憶がありません。

キュウリの歯ごたえがしっかりと残っています。

ナスも通常のものとは異なり、ナス独特の香りが強かったです。

トマトのカプレーゼとダイコンの味噌和え添え

やわらかく、トマトの甘みがしっかりとし、チーズとよく合いました。

このダイコンは温められていました。

温められていたのでダイコンの甘みがグッと出てきており、

味噌和えととても相性がよく、私の目の前に位置していたこともあり、

めちゃめちゃ食べてしまった。

こちらは最後の味付け(胡椒とオリーブオイル)を私が担当しました(笑)

こちらも想像通りに美味しゅうございました。

エゴマにダイコンの茎和えを乗せた食べた。

エゴマ。とても香りのある葉っぱである。

焼肉など包むと肉の脂身とこのエゴマの香りがマッチするようです。

大葉のような感じだが香りは大葉とは異なり、クセのある独特の香りである。私はとても気にいった。

伝統野菜を繋ぐという役割

伝統野菜は年々途絶えていっている。

この事実を知り、この美味しい伝統野菜を味わってしまうと

放ってはおけないと思ってしまう。

福島さんは完全にこの思いを持った人のおひとりである。

八王子・多摩地区を中心に活動されている。

福島さんいわく、この地域の伝統野菜を守っていくだけでも

かなりの苦労を要する。

伝統野菜を繋いでいく大変さを語られていた。

一番の大変さが純粋に商売につなげる難しさ。

稼ぎをしっかりと持ちながら、普及活動を行う。

この点は簡単には行かない事を身をもって経験されていらっしゃいました。

このような活動をされている方が

全国にどれほどいらっしゃるのか?調べてみようと思う。

伝統野菜を巡る全国行脚は楽しそうだな。

先ほどの話も通じるが、

伝統野菜としてしっかりと認識されて繋いでいこうという流れになった

野菜たちはこれからもつながれていくと思うが、

まだ、世の中に知られていない伝統野菜。

特に農家さん自体が気付かずに生産されている伝統野菜がまだ全国に散らばっているならば、、、、

伝統野菜を発掘する全国行脚。

これ意味がありそうだし、楽しそうとイメージしてしまいました。

まだ、妄想段階ですが、やる価値あるかな????

まとめ

今回は伝統野菜の存在を知ってからのはじめての機会。

伝統野菜を実際に食して、伝統野菜に抱いていた思うが確かなモノとなった。

個人的には毎日、伝統野菜を取り入れて

体づくりをしていきたいと強く思えた。

実際にどれほど栄養があり、からだに良いのか?

これをうまく数値化できればよいが、

まずは食べ続けて、どのように身体が変化するかを見てみたい。

と素直に思っている。

今回、このような企画を催してくれた福ちゃん(福田智子さん)に感謝。

美味しく、伝統野菜を調理してくれた若林さんに感謝。

そして、伝統野菜の奥深さを教えてくれた福島さんに感謝。

この会が継続してくれることを心から祈っております。