糸島で田植え初体験

糸島で知り合いになった農家さんのお手伝いとして働く。

ここ数ヶ月、とてもお世話になっているご夫婦。

僕のランニング遊びにも付き合っていただき

糸島のことはもちろん、

人生についての楽しみ方も自然と教わっている。

先月の連休の際は私の家族を連れて訪ねて

温かく迎えていただいた。

今回の6月は苗が育ち、田植えの時期。

糸島滞在機関と田植えのタイミングがあったため、

田植えの手伝いをさせていただくこととなった。

苗を運ぶ作業から

全部で7面ある田んぼの内、

残り4面に苗を植える作業の手伝い。

基本、この田植え機で苗を植えていく。

この田植え機で植えていくにも

苗を田植え機に積んでいかなければならない。

今回、私の作業はこの苗を田植え機に載せる作業がメインとなる。

まずはストックされている苗を軽トラに積んで

田んぼの回りに軽トラで運びます。

ちなみに軽トラはマニュアル、、、、、

10年ぶりなのでもう忘れていると思いましたが

運転できました。というかマニュアル楽しい。

苗をおろした後、一輪車に積んで

田んぼの1辺に指定された数量の苗をまんべんなく置きます。

これを3田んぼ分実施。

なかなかのハード作業でした。

田植え機は均等に4本ずつ植えていく

苗が縦に4つ並行に置かれている。

その苗を2〜3本ずつ機会がつまみ、植えていく。

この仕組は苗が置かれているボックスが左右に少しずつスライドして

苗を少しずつ順番につまんでいく仕組み。

苗を田植え機に載せる作業

先ほど田んぼの1辺に運んだ苗を

田植え機に乗せていく作業。

基本2往復ごとに苗を4枚入れていく形となった。

四隅の空いたスペースは手作業で植える

田植え機で縦に往復で田を植えていき、

その際に3辺の隅は折り返す作業のためにスペースが発生する。

なので往復で植えていった後に

最後コの字を往復して田植え機での田植えが完了となる。

しかし、隅を往復する際と角を曲がる際にスペースが残る。

その4隅は手作業で植えることとなる。

今回、田植え機での田植えのめどがついてきた段階で

ご主人から

「隅の田植えするかぁ?」

「手作業の田植えもしたいと?」

「横方向に等間隔で田植え機と同じように手で植えてくれればいいから」

という事で苗のシートをちぎって、

手に持っていざ、田んぼの泥の中へ。

泥の感触は最高

泥の中の感触があまりにも気持ちよく、

思わず気持ちいいと言葉を発してしまった。

<ビデオ>

実際には4隅を2田んぼ1時間〜1時間半程度

行った程度なのですが、その日から腰が砕けてしまいました。

まとめ

こんな貴重な経験をさせていただき、正直人生の幅が広がった。

田植えをされている方は年配の方が圧倒的に多く、年々しんどくなると聞いた。

後を継ぐ人が出てくることが一番なのだろうが、

他人が引き継ぐわけにもいかず、

途絶えていくのかなと感じる。

ただ、今回のように一時的に手伝うだけでも負担が軽くなるならば

このような機会を増やせば良いのではと単純に思えるわけです。

正直、このような田植え体験などは

都内や都市圏に住んでいる人は

私のように一度もしたことがない人も多いのではないでしょうか?

そんな人達には貴重な体験になります。

興味ある人を募り、しっかりと束ねてお手伝いすることが出来れば

双方メリットとなり、

もしかしたら農業に興味をいただく

若い人たちも出てくるのではと勝手に想像しました。

これは我が息子に体験させたいと思ったし、

ぜひ、形にしていこう!!!

秋の収穫の時期も10人ほど人手が必要とおっしゃっておりました。

追伸: 私は田植え4日後の朝から腰に痛みが発生し、生活に支障が出ています。 ストレッチなどの事前の準備が必要とメモしておこう。次回、作業させて貰う際は気をつけよう(^^;;